美少女が美少女をいじめる映画『東京無国籍少女』を“おっさん”で再現してみた
押井守監督最新作、女子校を舞台にしたサスペンススリラー『東京無国籍少女』が7月25日(土)より公開。『TOKYO TRIBE』で園子温監督をはじめ、世界的な監督から立て続けに抜擢され大注目を集めた清野菜名が自身初の主演を飾ります。
押井守監督自身が「アニメの専売特許を実写でやった」と語る本作。傷ついた心を抱える女子高生の憂鬱な日々が、ラスト15分で衝撃の展開をむかえる……という事で、押井監督らしい独自の世界観全開の本作。
ストーリーはこう、
事故で怪我を負った影響で心に傷を抱えた彼女は、眠ることもできずに授業からドロップアウトし、謎のオブジェを作る日々を送っていた。かつては天才少女と言われた藍を再び学園の広告塔にしようともくろむ校長は、彼女を特別扱いするが、そのことから藍は同級生たちによる執拗ないじめにあう。やがてそんな彼女の中で「何か」が目覚め、憂鬱な日常が崩れ始める。
つまり、清野菜名さん演じる藍が同級生にいじめ抜かれるシーンが多いのですが、これがなかなか見応えのあるシーンで。美少女が美少女をいじめるって、いけない事とは分かりつつなかなかフェティッシュでもありますよね……(もちろん、物語として)。
という事で、なぜか、美少女が美少女をいじめるシーンを、おっさんに変えて再現してみました!
「ガジェット通信」編集部にやってきたのは、田中日奈子さん(沙羅役)、吉永アユリさん(優里役)、花影香音さん(莉奈役)の3人。劇中の衣装そのままでとても清楚で美しい。ガジェット通信で特別扱いをされている、wosa記者を見つけるとロックオン。
トイレに呼び出して、モップをおしつける。
劇中での実際のシーンはこちら。
藍も苦痛の表情を浮かべるが、wosa記者も負けていない。
容赦ない膝蹴りもくらう!
wosa記者はこの時のいじめについて「我々の業界ではごほう……、イヤ、すごく辛かったです」と語る。
映画では藍を執拗にいじめ抜く、沙羅、優里、莉奈。
ガジェット通信でも、wosa記者を執拗にいじめ抜く三人……。
というのは、もちろん映画にならった演出! 本当はとってもキュートで優しい3人なのだ。そもそも、突然「このおじさんを藍の代わりにいじめてもらえますか?」という、どうかしてるとしか思えない申し出に快く応じてくれるのだから、天使としか言いようの無い3人なのです。田中日奈子さん、吉永アユリさん、花影香音さん、本当にどうもありがとう!
最後に、皆さんから映画についてコメントももらったゾ。
花影香音さん:アクションや衝撃的な内容というイメージの映画ですが、とても考えさせられる言葉やシーンが多い作品です。ぜひ映画館の大きなスクリーンで楽しんでください!
田中日奈子さん:映画の中で私の指に一本だけマニキュアが塗ってあるのですが、ぜひ注目してください。映画を二度観ていただくとその意味が分かるので、映画館に驚きに来てください!
吉永アユリさん:初めて映画を観た方はアクションや演出の勢いに驚いていただけるかと思います。でも映画の本当の面白さは、何度か観ないと分からないので、ぜひ何度か観てください!
初日舞台挨拶情報
http://mukokuseki-movie.com/event.html日時・会場
7月25日(土)<新宿バルト9>
9:00 ~上映開始の回 上映後舞台挨拶
登壇: 押井守監督、清野菜名 田中日奈子、吉永アユリ、花影香音<渋谷シネクイント>
10:40 ~上映開始の回 上映後舞台挨拶
登壇: 押井守監督、清野菜名 田中日奈子、吉永アユリ、花影香音※登壇者は予告なく変更になる可能性がございます。ご了承くださいませ。
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