【吉野家に聞きました】『2ちゃんねる』で有名な吉野家コピペは本当なのか!?
『2ちゃんねる』やブログで人気の “吉野家コピペ” という文章がある。吉野家ツウが吉野家に対して深く語るという内容だが、何年にも渡り、さまざまなシーンで書き込みがされてきた。 “吉野家コピペ” は、もともと吉野家ツウが吉野家についての知識や感情を書いた一文だったが、その一部を書き直しし、多くの人たちが独自の文章にして書き込みを続けた。それゆえ、その文章は “吉野家コピペ” といわれるようになり、今にいたる。以下が、その “吉野家コピペ” だ。
“吉野家コピペ” ※わかりやすく3つに分けて掲載
「そんな事より>>1よ、ちょいと聞いてくれよ。スレとあんま関係ないけどさ。昨日、近所の吉野家行ったんです。吉野家。そしたらなんか人がめちゃくちゃいっぱいで座れないんです。で、よく見たらなんか垂れ幕下がってて、150円引き、とか書いてあるんです。もうね、アホかと。馬鹿かと。お前らな、150円引き如きで普段来てない吉野家に来てんじゃねーよ、ボケが。150円だよ、150円。なんか親子連れとかもいるし。一家4人で吉野家か。おめでてーな。よーしパパ特盛頼んじゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。お前らな、150円やるからその席空けろと」
「吉野家ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。Uの字テーブルの向かいに座った奴といつ喧嘩が始まってもおかしくない、刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。女子供は、すっこんでろ。で、やっと座れたかと思ったら、隣の奴が、大盛つゆだくで、とか言ってるんです。そこでまたぶち切れですよ。あのな、つゆだくなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。得意げな顔して何が、つゆだくで、だ。お前は本当につゆだくを食いたいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。お前、つゆだくって言いたいだけちゃうんかと」
「吉野家通の俺から言わせてもらえば今、吉野家通の間での最新流行はやっぱり、ねぎだく、これだね。大盛りねぎだくギョク。これが通の頼み方。ねぎだくってのはねぎが多めに入ってる。そん代わり肉が少なめ。これ。で、それに大盛りギョク(玉子)。これ最強。しかしこれを頼むと次から店員にマークされるという危険も伴う、諸刃の剣。素人にはお薦め出来ない。まあお前らド素人は、牛鮭【ぎゅうしゃけ】定食でも食ってなさいってこった」(引用して要約)。
ここには吉野家ツウの食べ方や、吉野家のあり方などが子と細かく書かれている。“つゆだく” とは牛丼の汁を多めにしたものであり、“ねぎだく” は牛丼のねぎの比率を多くしたもの、。“大盛りねぎだくギョク” はねぎを多めにした大盛りの牛丼に生卵をつけたものである。しかし、ここに書かれていることは本当なのか? 本当に“大盛りねぎだくギョク” が流行っているの? 実際に吉野家に取材をして真相を聞いてみた。
記者 家族連れで吉野家に来るお父さんはいるのでしょうか?
広報 そうですねえ、テーブル席の店舗もありますので、いると思われますよ。
記者 テーブル席の吉野家があるんですか?
広報 はい、地域によってはテーブル席があります。
記者 “つゆだく” なんて流行らないというのは事実なのでしょうか? ダサいというか……。
広報 そんなことはないですよ(笑)。“つゆだく” のお客さまは多くいらっしゃいます。
記者 吉野家ツウは “ねぎだく” が普通なんでしょうか?
広報 そもそも “ねぎだく” は本店でしかできませんので……。
記者 “ねぎだく” を食べたい方は本店に行くしかないのですね。
広報 そうですね。弊社としましては、普通の牛丼がいちばんイチオシです。
記者 最近の流行は “大盛りねぎだくギョク” らしいのですが。
広報 初耳です。
記者 吉野家の初心者は牛鮭定食から食べたほうがいいのでしょうか?
広報 どういう理由かわかりませんが、そんなことないですよ(笑)。
どうやら、“吉野家コピペ” はあまり信頼性のある内容ではないようだ。しかし、吉野家ツウの人だからこそ、わざわざ吉野家の本店に行き、こだわりの味にカスタマイズして食べるのかもしれない。なかには紅ショウガをどっさりと牛丼に盛って食べる人もいるらしいが、あなたはどこまで吉野家ツウの人だろうか(このニュースの元記事はこちら)?
■ほかにもグルメのニュースがあります
【試食レポート】納豆専門店が作った『納豆ラーメン』の驚くべき味!
【発売前レビュー速報】日清『カップヌードル』の『コロ・チャー』はヤバい美味さ!
【たべものレビュー】インスタント焼きそば『サッポロ一番 男の焼そば 極太硬麺』
『スケベニンゲン』という店名にした銀座のイタリア料理店
【食紀行】第一回・アフリカ料理を食べまくってキタよ
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。