ファン感涙!映画「スワロウテイル」のあのバンドが一夜限りの復活

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蝶が描かれたこのビジュアルを見て、条件反射的に心が震える人は少なくないだろう。

1996年に岩井俊二氏が監督、小林武史氏が音楽を担当した映画「スワロウテイル」に登場する架空のバンド「YEN TOWN BAND(イェンタウンバンド)」が、当時実際にリリースしたアルバム「MONTAGE」のジャケットだ。

ヴォーカルは、劇中に登場する主人公グリコ役を演じたChara。

シングルとして発売された 「Swallowtail Butterfly 〜あいのうた〜」は、オリコンチャートで1位を獲得し、85万枚を超える大ヒットとなるなど、映画の圧倒的な世界観と音楽性でムーブメントを起こしたあの伝説のバンドが、一夜限り限定で復活する。

舞台に選んだのは、今年9月に新潟県十日町で開催される「大地の芸術祭 2015」というイベント。

プロデューサーの小林武史氏は、「イベントで一度ライブを行ったことはあるが、その時はあくまでイベント出演に応じたということであり、今回が本当の活動ということになると思う。劇中の架空のバンドに命を吹き込んで出来たのがYEN TOWN BANDだったが、映画と同様に20年近く経っても古くなっていない。その普遍性に新たなミッションを加えてYEN TOWN BANDという伝説の入れ物に新たな魂を吹き込んで行きたい。」と語っている。

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お金が中心の架空都市、円都(イェンタウン)の中でアナーキーな態度をとり、愛を歌ったYEN TOWN BAND。

約20年の時を経て、現代の社会にどんなメッセージを投げかけてくれるのか、今から注目だ。

チケット発売日などの詳細は「大地の芸術祭 2015」のホームページでアナウンスされているので、気になる人はチェックしてみて。

大地の芸術祭 2015
http://www.echigo-tsumari.jp/calendar/yen_town_band_nobutai_produced_by_takeshi_kobayashi

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