大阪駅の裸眼3D広告「アカツキ」が広告電通賞サイネージ金賞受賞！リアルな迫力

トンガルマンとJR西日本コミュニケーションズが共同制作した裸眼3D広告「アカツキ」が、第77回「広告電通賞」において、OOH広告部門のサイネージ金賞を受賞した。

広告電通賞は、1947年12月に創設された日本で最も歴史ある総合広告賞。第77回では、2023年4月～2024年3月に実施された広告作品を対象に、情報の意義や社会への影響を重視して選考され、応募総数1,178点の中から61点が入賞した。

視覚・聴覚両面で人々を引き込んだ3D広告「アカツキ」

「アカツキ」は、3D技術を駆使し、あたかもLEDビジョンからヒョウが飛び出してくるかのようなリアリティを裸眼で楽しめる広告だ。

今回のLEDビジョンは、3Dサイネージに適したL型や湾曲型ではなく平面型であるため、3D映像を最も効果的に見せるための高度な工夫が施された。

具体的には、ビジョンまでの距離や高さ、視聴者の平均身長を計算し、「立体感が最も感じられるビューポイント」を特定。光と影の陰影表現や背景の奥行き感を活用し、ヒョウが「そこにいる」と感じられるような没入感を作り上げた。

また、このプロジェクトでは、単なる映像制作に留まらず、体験コンテンツとしての設計に重点を置いている。視覚的なリアリティを追求する一方で、昼夜で異なるバージョンの制作や音声効果を取り入れることで、視覚・聴覚両面で人々を引き込む体験を設計した。

大阪駅の新たなランドマークへ

「アカツキ」が大胆かつ優雅に歩き回るヒョウの姿を映し出すことで、大阪駅「暁の広場」を行き交う人々の足を止め、注目を集めるコンテンツを実現した。

また、この取り組みは「大阪駅セントラルサウンドビジョン」の認知度向上に貢献するとともに、広告媒体としてのLEDビジョンの価値向上にも寄与している。

トンガルマンについて

トンガルマンは、顧客一人ひとりが思い描くイメージを、同社独自のクリエイティビティあふれるアイデアとデジタル領域の専門知識とスキルでカタチにする、デジタルクリエイティブカンパニーだ。最高に刺さるクリエイティブチームが、顧客の漠然とした課題に対して、デジタルとクリエイティブの力を結集し、心が踊るような最高の解決策を提案する。

広告電通賞サイネージ金賞を受賞した「アカツキ」3D立体映像放映の様子は、下記YouTube動画でも見ることができるのでチェックしてみて。

3Dヒョウ「アカツキ」詳細：https://tongullman.co.jp/casestudy/108
YouTube動画：https://youtu.be/z39ZYBIJwM8?si=G2mOAse2qP9WZspB

(Higuchi)