子どもの“睡眠の質”を見守るスマートベッド 起き出したらアラートでお知らせ
あらゆるものがスマート化している中、今度はスマートベッドが登場した。開発元のSleep Numberでは、大人向けのスマートベッドに続き、国際的な家電見本市CES2015で、子ども向けの「SleepIQ Kids bed」を発表。
特に成長期の子どもにとっては、良質な睡眠は非常に大切なもの。そんな親にとっても気になる“睡眠の質”を把握するのに、このスマートベッドが役に立ってくれそうだ。
・マットレス内部に小型センサーを搭載
ベッドのマットレス内部には小型のセンサーが搭載されていて、上に寝ている人の動きや圧力を、デジタル信号としてキャッチ。また、睡眠中の子どもの呼吸や鼓動も追跡する。
・“睡眠の質”は100点満点で表示
これらのデータは他の要素と合わせて、複合的に解析される。そして翌朝には、“SleepIQスコア”として1~100点までの点数として算出。もちろん、より高い点数の方がよりよい睡眠ということを示している。
・データは、ダッシュボードでまとめて閲覧可能
これらの計測データは、ダッシュボードにまとめて表示され、子どもがどれくらい熟睡しているのかなど、親はAndroid、PCで結果を随時チェックすることができる。万一、子どもがベッドから出たことが検知されると、親のデバイスにリアルタイムでアラートを送って知らせてくれるという。
さらに、歯磨きなど就寝までにやらなければいけないルーチンワークのチェックリストを編集することもでき、子どもも楽しく日々の習慣をおこなえる。
親は1ヶ月の記録データをまとめた月間レポートを見て、子どもの睡眠パターンがどう変化しているのか把握できるというわけ。
・便利な機能も保有
このベッドマットレスは少し角度をつけることができるので、本の読み聞かせをするときや、子どもが起き上がるときにも都合がよい。また、ベッド下にはやわらかな光が点灯する照明が設置されており、夜間に子どもが起き出したときにも、間接照明になってくれるので安心。親がリモートコントロールでスイッチオフできる点も便利だ。
大人も子どもも、日々の健康は良質な睡眠から。このようなツールを賢く活用したいものである。
ウェブサイト: https://techable.jp/
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