ソプラノ幸田浩子の7thアルバム『スマイル -母を想う-』ビルボードクラシックチャート初登場第1位

ソプラノ幸田浩子の7thアルバム『スマイル -母を想う-』ビルボードクラシックチャート初登場第1位

 今週のBillboard JAPAN Top Classical Albumsは、ソプラノ幸田浩子がリリースしたニューアルバム『スマイル -母を想う-』が初登場で1位を獲得。

 チャップリンの「スマイル」をはじめ、ブラームス、モーツァルト、シューベルトの子守歌、賛美歌、歌曲、ミュージカルナンバーなどを収録。心の母である音楽へ寄せる想いを歌い上げる内容となっている。NHK「ららら♪クラシック」リクエスト特集では幸田浩子が歌うラフマニノフの『ヴォカリーズ』第1位になるなど、ますますの注目が期待される。2015年5月8日にはビルボードクラシックスによる幸田浩子のソプラノリサイタルが開催予定。  

 第2位は海上自衛隊東京音楽隊3等海曹 三宅由佳莉によるセカンド・アルバム『希望~Songs for Tomorrow』。今週で7週連続のチャートインを記録した。前を向いて歩んでいくための「希望」をテーマに、誰もが知る名曲をセレクト。また三宅3曹自身が初の作詞に挑戦したことでも話題になった。4月14日にはTBSラジオに生出演し演奏を披露。5月以降は栃木、山梨、滋賀などでコンサートを控え、ますますその活躍が注目される。

 第3位はの冨田勲『月の光 ドビュッシーによるメルヘンの世界』がチャートイン。アメリカRCAより1974年に発表し、全米ビルボードクラシカルチャートの1位を記録し、日本人として初めてのグラミー賞ノミネートなど、世界で空前の大ヒットによりイサオ・トミタの名を世界に知らしめた、シンセサイザーアルバム第一弾だ。冨田勲の往年の名作を決定版として再リリースする「TOMITA PROJECT」第2弾として『月の光』が登場した。続いてセカンドアルバム『展覧会の絵』リメイク、そして2015年には中期の傑作や秘蔵音源を収録した『スペース・ファンタジー』などが続々リリースされ、歴史的な作品群に再度注目が集まっている。

text:yokano

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