ソニーがフルHD動画&3D静止画を撮影できる1620万画素CMOS搭載『サイバーショット』5機種を発売へ
ソニーは、同社コンパクトデジタルカメラ『CyberShot(サイバーショット)』シリーズに、新開発の1620万画素裏面照射型CMOSセンサー『Exmor R(エクスモア アール)』を搭載した新モデル5機種『DSC-WX7/10』『DSC-HX7V/10』『DSC-TX10/100V』を2月10日より順次発売します。すべての機種共通で、AVCHDでのフルハイビジョン動画(1920×1080/60i)撮影機能と3D静止画撮影機能、どんな場面でも最適な設定で高画質な静止画撮影ができる『プレミアムおまかせオート』機能を搭載しています。
『DSC-WX7』は、新開発の光学5倍カールツァイス『バリオ・テッサー』レンズを搭載し、W92.2×H51.9×D19.1mm、重さ120g(バッテリー含む)の薄型軽量ボディを実現。カラーは、シルバー、ブラック、ホワイト、ピンク、ブルーの5色で展開します。市場推定価格は3万円前後。
『DSC-WX10』は、広角から望遠まで幅広い撮影範囲をカバーする新開発『Gレンズ(光学7倍ズーム:24mm~168mm)』を搭載。F2.4の明るいレンズで速いシャッタースピードが可能なため、ブレを抑えて撮影できます。静止画撮影時には最短約0.1秒の高速オートフォーカスを実現、動画撮影時には従来比約10倍の光学式手ブレ補正『アクティブモード』にも対応しています。また、『マニュアル露出撮影』など各種の画質調整が可能で、フォーカス、カラーモード、彩度、シャープネスなどを自由に設定できます。サイズは、W95.0×H53.5×D23.3mm、重さは約161g(バッテリー含む)、カラーはブラック、ゴールド、バイオレットの3色、市場推定価格は3万5000円前後。
『DSC-HX7V』は、広角25mmから望遠250mm(F3.5~5.5)の光学10倍ズームが可能な『Gレンズ』を搭載。非球面レンズや高屈折率レンズを採用し、ズーム全域で高コントラストや色にじみの少ない高画質撮影が可能です。動画撮影時には光学式手ブレ補正『アクティブモード』にも対応。位置情報と方位情報を同時記録できる『GPS機能』『コンパス機能』を搭載しており、静止画・動画撮影時に位置情報と方位情報を同時に記録し、付属ソフトウェア(『PMB(Picture Motion Browser)』、Windowsのみ対応)を使用して写真・動画を地図上に配置して閲覧できます。サイズはW101.6×H57,6×D28.6mm、重さ208g(バッテリー含む)、カラーはゴールド、ブラック、ホワイト、レッド、ブルーの5色、市場推定価格は4万円前後。
『DSC-TX10』は、水中撮影や雪の降るスキー場などでも撮影できる防水機能(水深5mで60分間の撮影試験をクリア、IPX8相当)を実現したモデル。さらに、防じん性能(IPX5相当)や1.5mからの落下衝撃試験、-10℃の低温下での動作試験をクリアしています。きめ細やかな表示が可能な、高精細92.1万ドットの3.0型タッチパネル液晶を搭載。静電容量式タッチパネルを採用することで軽快な操作感を実現しています。サイズはW95.6×H56.1×D17.9mm、重さ約133g(バッテリー含む)、カラーはシルバー、ブラック、ピンク、ブルー、グリーンの5色、市場推定価格は4万円前後。
『DSC-TX100V』は、『サイバーショット』では初となる有機ELタッチパネル(静電容量式)を搭載。3.5型ワイド大画面(122.9万ドット相当)に加え、高コントラストと広い色域で色鮮やかな表現を可能にしました。液晶に比べて応答速度が速いため素早い動きのある動画をより滑らかに再生できます。また、モニターの外交反射を抑制する『TruBlack』技術を採用しており、屋外撮影時にも深みのある黒を再現します。ノイズを抑えクリアな動画撮影を実現するノイズリダクション技術を投入。フルハイビジョンのプログレッシブ方式(60p)の動画記録にも対応し、動きのあるシーンを滑らかに撮影できます。動画再生時に、残したいシーンを静止画として切り出し保存も可能です。サイズはW97.0×H58.5×D17.8mm、重さ約147g、カラーはレッド、ブラック、シルバーの3色、市場推定価格は4万5000円前後。
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京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。
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