【たまにしか見ない】なかなか見ない“謎の標識”ランキングTOP5
普段はあまり意識しない道路標識ですが、車や自転車で走っていると「えっ、これ何?」と首をかしげてしまうような、見慣れない標識に出会うことがあります。
中には一生に一度見るかどうか、というほど珍しい標識も。
今回は、日本の道路交通法に基づく正式な標識の中から、「たまにしか見ないけど、ちゃんと意味がある謎の標識」をランキング形式でご紹介します!
ぜひ知っておいて、もし見かけたときに困らないようにしましょう。
第5位:危険物積載車両通行止め

※ 見かける頻度:★★☆☆☆
赤い円に白地で「危」と書かれている標識です。
この標識は【危険物積載車両の通行を禁止する】ことを意味します。
例えば、ガソリンや高圧ガス、化学薬品などを積載したタンクローリーが対象です。
トンネルや市街地の一部など、もし事故が起きれば大惨事になるような場所に設置されています。
一般のドライバーには関係ありませんが、運送業者の間では要注意の標識です。
特にトンネルや橋などで見かけることが多いですが、一般道ではほとんど目にする機会がありません。
第4位:動物横断注意
※ 見かける頻度:★☆☆☆☆
黄色のひし形に、シカやタヌキ、カモシカなどのシルエットが描かれた標識です。
【動物が道路を横断するおそれがある区間】を示していて、主に山間部や森林地帯に設置されています。
例えば北海道や長野県などでは比較的多いですが、都市部や平地ではほとんど見かけません。
深夜や早朝に動物が飛び出してくる事故も多いため、見かけたらスピードを落とし、十分に注意しましょう。
ちなみに、都道府県や設置地域によって、描かれている動物の種類が微妙に違うのも面白いポイントです。
例えば北海道ではエゾシカ、本州ではカモシカやサルが描かれることもあります。
第3位:落石のおそれあり

こちらも黄色いひし形で、山の斜面から石が転がり落ちるイラストが描かれています。
正式名称は【落石注意】ではなく、【落石のおそれあり】が正しい表現です。
「落石注意」と誤って呼ばれることもありますが、実際には「ドライバーに注意を促す」意味です。
設置されているのは、切り立った崖のそばや山道のカーブ付近など、落石の危険がある道路。
この標識が見えたら、車間距離をとり、崖側に寄りすぎない運転が重要です。
特に雨や雪の後は落石リスクが高まります。
第2位:幅員減少

黄色のひし形に、2本の線が途中で狭まっているデザインです。
意味は【道路の幅が狭くなる区間がある】というもの。
都市部ではほとんど見かけませんが、山道や古い道、橋の手前などで設置されていることがあります。
特に、片側2車線が1車線になる場所や、路肩が極端に狭い道路の前で使われることが多いです。
この標識が出たら、減速して、対向車とのすれ違いに注意しましょう。
第1位:信号機あり
※ 見かける頻度:★☆☆☆☆
黄色のひし形の中に、赤・黄・青の3色の丸が描かれている標識です。
意味はそのまま【この先に信号機がある】ことを示しています。
「え、信号が見えるなら要らないんじゃ?」と思うかもしれませんが、設置されるのは見通しが悪い坂道やカーブの先に信号がある場所です。
見えない場所に信号が突然現れると、減速が間に合わず事故につながりかねません。
この標識を見かけたら、速度を落として慎重に進みましょう。
ちなみに、日本の道路標識の中でも意外と知られていない重要標識です。
【まとめ】珍しいけれど重要な標識
普段はあまり目にしない標識も、それぞれに意味があり、道路上の安全を守るために重要な役割を果たしています。
特に今回紹介した5つは、場所によっては命に関わる大事なサインでもあります。
危険物積載車両通行止め
動物横断注意
落石のおそれあり
幅員減少
信号機あり
もし見かけたら、「珍しいな」で終わらせず、意味を理解して安全運転につなげてください。
たまにしか見ない標識を知っておくことは、思わぬトラブルから自分や周りを守る一歩です。
運転の際は、ぜひ意識して周囲を見渡してみてくださいね!

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