どうして中国人のキャラクターは「〇〇アルよ!」と言うのか調べてみた
中国映画が日本で吹きかえられると、「そんなことないアルよ!」「そうアルかー!?」など、なぜか「アル」を語尾につけるキャラクター性が追加されて声をあてられる。「アル」をつけて話すキャラクターは、特にコミカルな性格をしていたり脇役に多い。日本の漫画や小説でも、「〇〇アルよ!」と話す中国人キャラクターが多く登場し、それら作品を見ている私たちはそれが中国人のイメージとして植えつけられているが、実際に「そうアルかー!?」などと話す中国人に会ったことがない!
もしかしてこれは、過去に何かしらの偏見や間違ったイメージが中国人のキャラクターとして植え付けられ、それがいまだに続いているだけなのでは!? 実際に「アル」を語尾につけて話す中国人と会ったことがない以上、マスコミに踊らされているのではと危機感を感じてしまった!
ということで、どうして中国映画の吹き替えや漫画や小説の中国人キャラクターは「〇〇アルよ!」と話すのかを知るべく、中国大使館などに電話をして取材してみた!
しかし! 中国大使館はすでに受付時間を過ぎており、『レコードチャイナ』にも電話をしたが電話に出ず! ということで、名を明かさないということでとある中国専門の書店さんに取材をすることができた! どうして中国人キャラクターは「アル」をつけて話すの!? その方によると「明確なことはわかりませんが、過去に実際、そのように話す方がいたのではないかと思います。また、日本語を覚えようと勉強をしている中国人の方は、頭の中で日本語と中国語のすり合わせ(変換)をして話していると思うんですね。中国語と日本語の文法の組み合わせにより、どうしても語尾に影響が出てしまうのかもしれません」とのこと。
またあくまで予想としながらも、「中国語で 物があると言うときの “ある” は、漢字の有(ゆう / ある)と書くんですね。発音は “ヨゥ” になるのですが、それも関連しているかもしれません」とのことで、いろいろな説があることが判明した。いろいろと調べてみると、昭和時代のマンガに詳しいx氏から「マンガの『のらくろ』にも、アルよ~! と発言するキャラクターがいました。ずいぶん昔のマンガなので、その歴史は深いと思われますよ」という情報が手に入った。
これは深い! 深すぎる! 当編集部は、どうして中国人のキャラクターが「〇〇アルよ!」と発言するのか徹底的に調査する予定だ! 今後の続報を待っててほしい(このニュースの元記事はこちら)!
イラスト: ピョコタン
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