なぜか読みたくなる…「中毒性高すぎ」と話題のWeb漫画がヤバい

なぜか読みたくなる…「中毒性高すぎ」と話題のWeb漫画がヤバい

「ヒュールルルーのガーガーガー」/画像は電脳マヴォのスクリーンショット
漫画家・小田桐圭介さんによる短編作品「ヒュールルルーのガーガーガー」が、ここ最近ネット上で話題を集めている。

本作は、個性の強いWeb漫画を数多く掲載しているサイト「電脳マヴォ」で公開されている作品。同じような単語や同じ描写が繰り返される難解な展開が、えもいわれぬ妙な味として読者の間で反響を呼んでいる。

「電脳マヴォ」では、ほかにも小田桐さんの作品が公開されており、そのどれもが癖の強い魅力があり、思わず読みふけってしまう。

前向き、深い、ギャグ――幅広い作風

小田桐さんは、サークル「オダギリックス」名義でオリジナル同人誌の即売会「COMITIA」で作品を発表する漫画家。それ以外にも、イラスト投稿SNS「pixiv」や相原コージさんとの共著『サルでも描けるまんが教室』などで知られる編集家・竹熊健太郎さんが責任編集をつとめる「電脳マヴォ」など、Web上で作品を公開している。

病床らしき女の子を描いた「ヒュールルルーのガーガーガー」のような悲しい物語もあれば、「さくらちゃんがくれた箱」のような悲しくも前向きになれる物語、「腕無しのぴゅる子」のような残酷で考えさせられる物語、さらには恋愛やギャグモノなど、その作風は非常に幅広い。

一貫して言えるのが、随所に散りばめられた、思わず惹き込まれてしまう伏線や、その独特すぎる作風だ。1つ読み終えると、また別の作品を読みたくなるような不思議な魅力が宿っている。

小田桐さんは、5月5日(火・祝)に開催される「COMITIA112」へ参加。そこで、過去の作品を頒布するという。

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