【発売前レビュー】電子メモパッド『ブギーボード』は書き味バツグン!? 人気漫画家たちが試す

ブギーボード

アメリカ生まれの電子メモパッド『BoogieBoard(ブギーボード)』、発売前に早速試してみました!

日本ではキングジムから2010年10月15日(金)発売予定の『ブギーボード』は、メモ用のガジェット。以前の記事でも紹介しましたが、その特徴は次のようになっています

・感圧式の液晶画面、筆圧に応じて線の強弱がつく
・何度でも書ける
・サイズはA5サイズ程度
・内蔵されている電池で、5万回の書き換えが可能(1日10回で13年以上)
・重さは115g(タマゴ1個分)、薄さは3.2mmと軽量、超薄サイズ

・記録機能は持っていない

実際にさわってみると、妙ななつかしさ。そう、タカラトミーの『せんせい』シリーズなどの「磁石のペンでお絵かきが自由にできる」おもちゃのボードをほうふつとさせます。

しかし、『ブギーボード』がもたらした決定的な違いは、その洗練された書き味と、消去の簡単さです。また、ホワイトボードなどと違って、インクが切れることも、汚れることもありません。

この新しい書き味のガジェットについて、現役の漫画家さんたちに試していただきました。

・市川ヒロシ先生(『2人暮らし』全3巻ほか)
 「へえー。面白いですねえ。紙とはまた違う感じです」

市川ヒロシ先生 市川ヒロシ先生(川合くん)

・菅原県先生(『水無月ミレ子のとび出すな青春』全2巻ほか)
 「思ったより線の強弱が出ますね、おもしろいです」

菅原県先生 菅原県先生・画(座高)

・ピョコタン先生(『アホ汁666』、『アホ汁レインボー』ほか)
 「あー、おもしろいし描きやすいですね。でも、保存できないんですかー!惜しい」

ピョコタン先生 ピョコタン先生・画1 ピョコタン先生・画2 ピョコタン先生・画3

・見ル野栄司先生(『シブ過ぎ技術に男泣き』1~2巻、『敏腕編集!インコさん』、『東京フローチャート』全2巻ほか)
 「これ、保存できればネーム(打ち合わせ用の構成)とかコレだけでいいのになあ。あと、『シブ過ぎ技術に男泣き2』が9/17発売(発売中)です!」

見ル野栄司先生 見ル野先生・画1 見ル野先生・画2 見ル野先生・画3 見ル野先生・画(シブ過ぎ技術に男泣き2)

書き味は漫画家さんのお墨付きでした。多かったのは やはり「microSDとかに保存できたらいいのに」という意見です。伝言板やワンタイムなメモ、子供のお絵かきといった「消えることを前提にした使い方」をする場合にはこれ以上ないアイテムと言えそうですね。

『BoogieBoard(ブギーボード)』の販売予価は4980円です。

ブギーボード(KINGJIM)
http://www.kingjim.co.jp/sp/boogieboard/

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オサダコウジ

慢性的に予備校生の出で立ち。 写真撮影、被写体(スチル・動画)、取材などできる限りなんでも体張る系。 アビリティ「防水グッズを持って水をかけられるのが好き」 「寒い場所で耐える」「怖い場所で驚かされる」 好きなもの: 料理、昔ゲームの音、手作りアニメ、昭和、木の実、卵

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