Pioneer DJがDJモニター用、ハイレゾ対応のDAWモニター用、2種のヘッドフォンを発表!

Pioneer DJがDJモニター用、ハイレゾ対応のDAWモニター用、2種のヘッドフォンを発表!

CDJやミキサーでおなじみのPioneer DJが2種の用途の違うヘッドフォンの発売を発表した。これまで同社が展開してきたDJモニター用ヘッドフォンの最新型、HDJ-2000MK2、そして今回新たにラインナップに加わることになるDAWなど制作環境に適したモニター・ヘッドフォン、HRM-7の2種だ。

まずHDJ-2000MK2は、上述にようにこれまでPioneer DJが2008年より発売してきたDJ用ヘッドフォン「HDJ-2000」のフラッグシップ・アップデート・ヴァージョンで、Pioneer DJらしい現場DJたちからのヒヤリングでさまざまな改善がなされている。具体的には、DJ 用途で必要とされる音質(ビートを取りやすい設計など)、長時間のプレイやハードな現場でも問題なく使用できる堅牢性などだ。また、これまで好評であった、脱着可能なMini XLR端子によるケーブリングを採用、ケーブル断線時には交換可能となっており、既存の評価の高いポイントも継承されている。こうしたアップデートがPioneer DJによるDJモニター・ヘッドフォンが現場で愛される所以と言えるだろう。色はブラックとシルバー、発売は3月上旬を予定で価格はオープン。

そして今回新たに加わったHRM-7は、DJ環境ではなく、ダンス・ミュージックの制作などDAW環境での楽曲制作に的を絞ったモニター用ヘッドフォンだ。すでにご存知のようにDAW環境では、24bit音源、つまりはハイレゾ音質での作業が通常となっており、HRM-7は新開発のHDドライバーにより、40kHzまでの高域再生が可能で、ハイレゾ音質での作業も正確にモニタリング、そして作業が可能となっている。また、音像定位の確認に適した広がりのある音場再生を新開発のハウジングで実現している。イヤーパッドやヘッドクッションなど、もちろん長時間のミキシングでも快適にモニタリング可能な装着感にもこだわりの設計がなされているそうだ。ということはハイレゾ音源の長時間のリスニング用途にも使えそうな予感。こちらは2月中旬の発売を予定で価格はオープン。
(河村)

・Pioneer DJ、HRM-7紹介ページ
http://pioneerproaudio.com/ja/studiomonitors/studioheadphones/hrm_7.html

・Pioneer DJ、HDJ-2000MK2紹介ページ
http://pioneerdj.com/japanese/products/headphone/hdj-2000mk2.html

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