『FF14』でもアカウントや通貨の売買が横行するのか? 『FF11』では日常化

ファイナルファンタジーXIV

MMORPG『ファイナルファンタジーXIV』(以下、FF14)がもうすぐ発売されますが、それらMMORPGでネックなのが、通常のゲームよりもプレイに時間がとられる事です。

もちろん、自分がやめたい時にやめる事はできるのですが、なかなか区切りがいいところでやめられない(やめにくい)のが、MMORPGの特徴でもあります。ついつい、長くやってしまうのです。

なかには、「プレイに時間をかけずに強くなって冒険したい」という人もいることでしょう。すでに発売から数年が経っている『ファイナルファンタジーXI』(以下、FF11)では、キャラクターが強く成長しているプレイヤーアカウントや、ゲーム内の通貨が『Yahoo!オークション』やオンラインショップで売買されており、購入する人もそこそこいるようです。

発売元のスクウェア・エニックスはアカウントの売買は認めていませんし、ゲーム内の通貨を売買するRMT(リアルマネートレーディング)行為も認めていません。つまり、それらの取引をしている事がスクウェア・エニックスに知られると、何らかのペナルティを受ける可能性があります。

たとえば『Yahoo!オークション』では、『FF11』のレベル80の赤魔道士が即決価格24,800円で出品されていました。レベル80まで育てるには、普通にプレイをしたならば数か月という長い時間を費やす必要があり、「これから『FF11』をやりたいけれどレベル1からやる気がしない」という人にとっては、24,800円でも高くない金額と言えるでしょう。

なかには、『FF11』のキャラクターの育成を代行してくれる商売もあるようです。レベル1のキャラクターをレベル75にするには、50,000円が相場のようです。ちょっと高額すぎる気もしますが……。すでに『FF11』はそれらの売買が日常化しています。

しかし、重ねて言いますがアカウントの売買は禁止されています。発見されると、場合によってはアカウントが消える事もあるようです。強い状態でゲームを進めたい気持ちも分かりますが、キャラクターを育てるのも楽しい部分のひとつです。強くなるまでに出会った仲間たちとの交流も、良い思い出になるでしょう。

はたして『FF14』でもキャラクターの売買やRMTが行われるのでしょうか? スクウェア・エニックスがどのようにそれらの行為を取り締まるのか、今から気になるところです。

イラスト原画: まそ先生(2ch全AAイラスト化計画

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