【鳥取県倉吉市】鳥取県立美術館、開館!開館記念展「アート・オブ・ザ・リアル」、6月15日まで開催
3月30日(日)、鳥取県倉吉市に鳥取県立美術館が開館した。開館記念展「アート・オブ・ザ・リアル 時代を超える美術-若冲からウォーホル、リヒターへ-」も同時に開幕し、開館初日は無料エリアも含め約3,500人の来場があったのだそう。
開館記念式典を大規模に開催!

テープカット(えんがわ)
3月28日(金)に行われた開館記念式典には、行政関係者、経済・文化団体等の来賓や関係者含め約200名が参加し、賑やかな開幕となった。

ひろまでの式典
シンポジウム第1部「美術館建築について」には、槇総合計画事務所の代表取締役、亀本ゲーリー氏が登壇した。
また、3月29日(土)には、オープニングイベントとして、「パレード オン パレード」、「ミュージックセレブレーション」「アート&クラフトマーケット」「シンポジウム」を開催。館内外で15000人が参加したのだそう。

「パレード オン パレード」スタート式典の様子
イベントには「とりび大使(TT)」のチョコレートプラネットの2人と、「グランドオープンアンバサダー」片寄涼太さんらゲストも登場。

「パレード オン パレード」の様子
シンポジウム第2部「ほんとに美術館って必要なの? ーミュゼオロジー再考」には、美術家の森村泰昌氏、美術家・舞台演出家のやなぎみわ氏が登壇し、多くの人で賑わった。
「アート・オブ・ザ・リアル 時代を超える美術-若冲からウォーホル、リヒターへ-」
開館と同時に始まった開館記念展「アート・オブ・ザ・リアル 時代を超える美術-若冲からウォーホル、リヒターへ-」。
この企画展は、6月15日(日)まで開催中だ。
鳥取県立美術館のミッション
この度、鳥取県倉吉市に誕生した鳥取県立美術館は、5つのミッションステートメントを掲げている。まず、「感動や安らぎを与えるとともに、主体的に考える機会を提供する美術館」として、利用者が美術をとおして感動や安らぎを享受するだけでなく、自分や世界について思いをめぐらせる場を目指すこと。次に「社会に向かって開かれ、多様な価値観を受け入れる美術館」として、多様な価値観をもった人々が集い、お互いの価値観を尊重しあいながら美術を享受する新たな賑わいの場を創り出すこと。
そのほか、「与えられた価値に安住するのではなく、新しい価値を生み出していく美術館」として、美術をめぐって歴史の中で共有された価値を作品として未来に伝えると同時に、新たな価値を生み出し、文化をさらに深めていく原動力となることを目指す。
また、「すべての人にとって、美術を介した能動的な学びの場となる美術館」として、自ら問いを立てて、一つだけではない答えを求める学びの場、アート・ラーニング・ラボとしての機能を取り入れ、子どもから大人までが「アートを通じた学び」が深められる場を目指す。
そして、「地域に貢献し、県民の誇りとなる美術館」として、鳥取という土地と歴史が培った文化を世界に発信していく場所であると同時に、地域の中核の美術館を目指すとのこと。
鳥取県に新しく誕生した「鳥取県立美術館」をチェックしてみては。
■鳥取県立美術館
開館時間:9:00~17:00(夜間開館日は21:00まで)
休館日:月曜、年末年始ほか (月曜が祝日の場合は翌平日)
入館料:無料
企画展料金:展覧会ごとに異なる
コレクション展料金:一般400円(団体320円)、学生・70歳以上(200円)、高校生以下・障害のある方・要介護者およびその介護者は無料
住所:鳥取県倉吉市駄経寺町2-3-12
公式サイト:https://tottori-moa.jp
(熊田明日良)
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