この男、あ・や・し・い――映画『ザ・ゲスト』 ハロウィンカボチャをつくる本編映像一部公開[ホラー通信]
“正体不明の男”がある家族を恐怖に陥れる映画『ザ・ゲスト』が11月8日より公開。このたび、ちょっぴりハロウィンっぽい本編映像の一部が到着しました。
息子が戦死し喪失感に暮れるピーターソン一家の元にやってきた訪問者・デイヴィッド。
「息子さんは戦友だった。僕はあなたたちご家族を守るように言われた」と語る彼は、抜群のルックスを持ち、親切で謙虚、ユーモアがありそして紳士的。母親は彼を信用し、家に招き入れてしまいます。そして、警戒していた父や娘・次男も、彼に次第に心を開いていきます。
で、も。そんな非の打ち所のない人間が突然あらわれて、「あなたたちご家族を守ります」なんてちょっとおかしいですよね。そう、彼、“あやしい”んです。関わったら絶対ロクなことにならないに決まっているんです。
どう考えてもあやしいんだけれど、人の心にあいた穴をすぐさま見抜き、それを埋めてくれるような完璧な彼に魅了されずにいられない! でも好きになればなるほど、気になるのは彼の正体……。
今回到着した本編映像では、次男坊ルークに教わりながらハロウィン飾り“ジャック・オー・ランタン”を作る姿を見ることができます。やたらと見事なナイフ裁きは元軍人だから……? っていうかなんでナイフ持ち歩いてるの?
どこか人間らしさの欠如した完全無欠のデイヴィッドと気弱ないじめられっ子・ルークのコンビは、まるで映画『ターミネーター』のよう。これに対して監督のアダム・ウィンガードは「『ターミネーター』の現代的なアレンジを映画内でやった」とも語っています。詳しくは後日、アダム・ウィンガードとサイモン・バレットのインタビューでお届けしますよ。
ちなみにできあがったジャック・オー・ランタンはこーんな感じ。ふーん、ちょっとかわいいじゃん……。
映画『ザ・ゲスト』は11月8日よりシネマサンシャイン池袋ほかにて全国公開。ゾッとする展開が待ち受けていますので、覚悟して劇場へ……。
『ザ・ゲスト』公式サイト:http://the-guest.jp/[リンク]
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