2013年にGoogleで検索されたダイエット法トップ10
今年もGoogleのZeitgeistが発表されましたが、その中の「ダイエット法」検索ランキングが面白かったのでメモ。10位から見て行きましょう。
10位 プチベジタリアンダイエット(Flexitarian Diet)
基本は野菜と果物だけを食べつつ、たまには鶏肉や魚を口にしてもオッケーという柔軟なダイエット法。他のダイエットに比べて摂取カロリーが低くなりやすいので、健康的に痩せられるらしい。
9位 魚菜ダイエット(Pescetarian Diet)
基本はベジタリアンなんだけど、魚は自由に食べてもオッケー。魚のおかげでタンパク質も摂れるので、健康的に痩せられるのがポイント。肉を減らすのはアンチエイジングにもいいし、悪くない食事法だと思う。
8位 フルーツダイエット(Fruitarian Diet)
ほとんど果物だけを食べて暮らすという極端なダイエット。炭水化物80%・脂肪10%・炭水化物10%の割合を目指して、朝食にバナナを10本食べたりするらしい。血糖値は上がりまくるし必須脂肪酸も摂れないしで、これはアカンやろ。
7位 雑食ダイエット(Omnivore Diet)
加工食品さえ避ければ、肉でも野菜でもパンでも何でも食ってよし!というダイエット。決まった手法があるわけでもないし、「雑食」の定義が広すぎて実践が難しい気が。
6位 沖縄ダイエット(Okinawa Diet)
沖縄の長寿食をベースに、野菜・豆腐・魚をたくさん食べるダイエット法。ここ数年、世界中で沖縄の評価が高まっていて面白い。
5位 ケトン体ダイエット(Ketogenic Diet)
砂糖と炭水化物をギリギリまで減らして体内にケトン体を作り、脂肪をガンガン燃えやすくするテクニック。摂取カロリーの割合を、脂肪60%・タンパク質35%・炭水化物5%にするのがポイントであります。とにかく体重を減らすのが目的なら、この方法が一番効果は高いでしょうね。
4位 レモネードダイエット(Master Cleanse Diet)
10日間にわたってレモネード・塩水・ハーブティーしか口に入れちゃいけない過激な手法で、ビヨンセが絶賛したせいで広まったらしい。ほとんどカロリーを摂らないので、実践すれば当然ガリガリになるでしょうが、ついでに筋肉と骨も減っちゃうので絶対に手を出しちゃいけません。
3位 地中海ダイエット(Mediterranean Diet)
地中海の食生活をベースに、野菜・果物・魚をたくさん食べるダイエット法。2013年は「地中海ダイエットが健康にいいよ!」って研究成果もたくさん出て、科学的にも効果が立証された手法であります。これは割とオススメ。
2位 ジュース断食ダイエット(Juice Cleanse Diet)
3〜14日間ほど野菜ジュースだけで過ごすダイエット。日本でも酵素ジュースダイエットとかが流行ったりしましたが、基本的にジュース系のダイエットが健康にいいことを証明した実験はないのでご注意ください。
1位 パレオダイエット(Paleo Diet)
旧石器時代の食生活をベースに、原始人の食事をマネしていくダイエット。炭水化物を減らして、肉と魚と野菜を食べるのが基本。私も実践してますが、アメリカじゃボディビルダーにも広まりつつあるらしい。
そんなわけで、2013年に最もググられたダイエット法トップ10でした。改めて見ると、科学的に正しい方法と根拠がない方法がごちゃ混ぜになってますね。
私のオススメは「パレオダイエット」「地中海ダイエット」の2つ。逆に絶対にオススメできないのが「ジュース断食ダイエット」「レモネードダイエット」「フルーツダイエット」の3つであります。くれぐれも危険なダイエットには手を出しませぬよう。
執筆: Yu Suzuki
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