ニール役杉田智和も自腹コスで登場! 『それでも世界は美しい』イベントで前田玲奈&島崎信長が恥ずかしトーク&ライブ披露 [オタ女]
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『花とゆめ』(白泉社)で連載中の椎名橙さん原作『それでも世界は美しい』。2014年4月から6月まで日本テレビ系列でアニメが放映され、歌で雨を降らす能力の持ち主である”雨の公国”の公女ニケや”晴れの国”の少年王リヴィウス一世が織りなす物語が丁寧に描かれてファンの心を掴んだのは記憶に新しいところ。
そんな『それセカ』ですが、『花とゆめ』創刊40周年を記念して2014年9月28日に東京・品川インターシティーホールで開催された『花とゆめ★アニメ祭』で「ニケ、急に歌うよ~? SP」と題したイベントを実施。集まった400人の前でニケ役の前田玲奈さんがライブで2曲披露したほか、リヴィ役の島崎信長さん、ニール役の杉田智和さんを交えて、名シーンやセリフを振り返るトークに花を咲かせていました。
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冒頭、いきなり「アメフラシの歌〜Beautiful Rain〜」で登場した前田さん。情感たっぷりに伸びやかなボイスで歌い上げると、2番からは島崎さんも加わりデュエットに。
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トークでは、ニケの感動シーンを発表。第八話の”仲直りのための雨ふらし”について、「一時間くらい歌い続けていて、ヘロヘロに疲れた声で歌うのに何度も(アテレコを)取り直している」と語る前田さん。そんな彼女のことを「役にはまりこむタイプ」と島崎さんは評し、杉田さんも「収録中も自然に身体が動いているんですよね」と激白。「よくいわれるけれど自覚ぜんぜんないんです」と赤面していました。
また、第十二話のババ様の歌を訳して号泣する名シーンについて、「今を観ただけでも泣きそうになります」(前田さん)と感動を新たにした様子。「(『それセカ』は)まっすぐなものを折ろうとする事件が起こるけれど、それでも(ニケとリヴィは)ぶれない」(杉田さん)「まっすぐすぎてまぶしい」(前田さん)と王道ファンタジーの魅力をアピールします。
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一方、リヴィの恥ずかしいシーンも紹介。地下神殿を抜けだしてニケに抱きつく場面がスクリーンに映し出され、島崎さんも思わず「なんなのこのプレイ…」とこぼします。そんな様子を見る前田さんは、「女子としては言われたいですね」となんだか嬉しそう……。
初キスのシーンのセリフ「めちゃめちゃ星がキレイに見える」は、「私達の中でも流行りました」(前田さん)とのこと。
さらに、朝の目覚めで「やだね、するまで起きない」とニケにねだるシーンが発表されると、島崎さんは「ドキドキで壊れそうです!」。司会のニッポン放送・吉田尚記アナから「普通はそういうことを言うのが恥ずかしいですよ」と突っ込まれていました。
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この日、主役二人に負けない存在感を発揮していたのは、ニール役の杉田さん。ニールをイメージした銀髪ウィッグとメガネ、スーツは自腹で用意したとのこと。これほどの力の入れようのワケについて、「自分ができることは全部しておこうと思った」と語ります。前田さんや島崎さんより常に一歩後ろに控えているあたりもニールそのもの!
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息の合った現場だったことをうかがわせるトークの後は、前田さんがエンディングテーマ「PROMISE」でしっとりとした歌声を披露。「ひとりの大切な人を想って歌う曲」というバラードに会場も手を振って一体になり応えていました。
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「たくさんの人の前で歌えてよかったです。ニケの歌は人の心を動かすことができる歌。動くニケに会えるとうれしい」と語る前田さんや、「『それセカ』は王道を王道として作っているので、見て頂いて後悔はさせない作品。またぜひリビ役として立ちたい」という島崎さん。揃ってアニメやマンガへの応援を呼びかけました。
2014年9月24日には、DVD&Blu-rayBOXが発売された『それセカ』。特典映像としてアフレコ前の記者会見が映像されており、「サントラ未収録の音楽も入っているので、これは買うしかないです」(杉田さん)というように見どころ満載。また、杉田さんは最新刊の単行本第八巻に付いているドラマCDについても「ニールがあんな使われ方するとは思わなかった。いいぞもっとやれ」とコメントし、最後まで場に雰囲気を引っ張っていたのはさすがの一言。いずれにしても、どちらも『それセカ』のファンならずとも注目したいところです。
椎名橙『それでも世界は美しい』(白泉社)
http://www.hanayume.com/soreseka/ [リンク]
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乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。
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