週刊ガジェット通信ゲームズ 第1回「F-ZEROでタイムアタック中に鼻が痒くなる」
今週から始まったこの連載。ガジェット通信ゲームズの登録タイトルから気になる物をピックアップして紹介していくぞ。初回の今回紹介するタイトルはスーパーファミコン同時発売タイトルでもあり初のレースゲームある『F-ZERO』だ。任天堂がスーパーファミコンの機能である回転・拡大・縮小機能をフルに使ったレースゲームでそれまでない表現が可能になった。当時まではレースゲームと言えばラスタースクロールのアニメーションによるものだった。
しかしこのゲーム、同時発売の『スーパーマリオワールド』の影に隠れ当時は全く話題に挙がらなかった。そんなとき『週刊ファミ通』がある特集を組みゲーム業界を巻き込み話題になる。
以下、『ガジェット通信ゲームズ』からの引用。
–F-ZERO 王者への道
ファミコン通信誌上にて『F-ZERO 王者への道』という企画が行われ出版社やゲーム業界人を巻き込んでタイムアタックをした。1分59秒が限界という者もいれば1分58秒を余裕で出す業界人も居た。そのメンバーの中には桜玉吉という身内から坂口博信(当時スクウェア)、堀井祐二など有名所も挑戦していた。挑戦したコースはみな最初のコースであるミュートシティで日々新たな技を発見しコンマ1秒を縮める為に努力。その代表的な技を紹介。
・ソニックスタート …… スタート時にほかの車の前に出て後ろから押しもらい一気に加速する技。定番技。
・ダートダッシュ …… ミュートシティ後半にあるダートをスーパージェットで加速するという技。実は壁際ぎりぎりを走ればスーパージェットが無くてもすり抜けられる。
・ジャンプスルー …… ジャンプをするとタイムロスとなるため1周目以外はジャンププレートをスルーする技。
・ボンボンアクセル …… ミュートシティ最終ヘアピンを曲がる際にアクセル連打で曲がるわざ。スピードを維持したまま曲がることができる。
・カチる …… コーナーを曲がる際に角にわざとぶつかって曲がっていくわざ。こうした方がタイムが縮まる。
なお2分を切るには4種類のマシンの内『ファイアスティングレイ(搭乗者、サムライゴロー)』でないと実現不可能とされている。
–その他
F-ZEROのマシンが宙を浮いている経緯について任天堂開発者は「デザインの時にタイヤがあると面倒だから」と述べている。
本来はF1ゲームの様な物を想定していたらしいが上記の理由からF-ZEROになったとか。また当初スーパーファミコン発売当初は同時発売の『スーパーマリオワールド』人気の影に隠れていた。F-ZERO発売後に似たような回転拡大縮小機能を用いたレースゲームが数多くリリースされることになる。
(以上:ガジェット通信ゲームズより引用)
記者がこのゲームをプレイしたのはまだ幼い頃だったが、上記の王者への道を読み幾度となくプレイした結果1分58秒をたたき出すことに成功。『スーパーマリオワールド』そっちのけで遊んだ記憶もある。当時の雑誌には「売れ残っているF-ZEROが寂しい」という投稿があった記憶も。
そんなわけで今回は『F-ZERO』を紹介。ガジェット通信ゲームズはみんなが好きなように編集でき、データを構築していくゲーム辞書サイトなのでみんなもゲーム知識があったら投稿していってほしい。ログインにはモリタポアカウントが必要となる(モリタポは消費しないので無料)。
また掲示板はログイン無しでも書き込みが可能なのでみんなどんどん書き込みしていって欲しい。次回のウィークリーガジェット通信ゲームズもお楽しみに!
F-ZERO(ガジェット通信ゲームズ)
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