【Interview】「BiND Cloud」人気サイト制作ソフトがクラウド化

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BiND Cloudは、ホームページ制作ソフトの「BiND for WebLiFE* 7(バインド・フォー・ウェブライフ。以下BiND 7」の機能をほぼ全てをオンラインにクラウド化したサービス。jQueryベースのスライドショーが作れる機能やショッピングカート機能など、デザインと使い勝手に定評のあるBiNDの次世代ソフトだ。

株式会社デジタルステージ、四家和彦(しが かずひこ/写真左)開発リーダーと、弓削伸弘氏(ゆげ のぶひろ/写真右)Webサービス開発リーダーに話を聞いた。

 ■人気のホームページ制作ソフトを完全クラウド化

Q、「BiND Cloud」とはどのようなサービスですか?

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四家:「デスクトップアプリ並みの高機能な編集機能を備えた、ホームページ製作サービスです。

ページ製作や画像編集の機能に加え、動きのあるスライドショーやメニューの製作、各種ソーシャルメディアとの連携、ショッピングカートの設置など、総合的なサイト作成の機能をオールインワンで備えています。」

Q 、前作の『BiND 7』から、『BiND Cloud』へ発展した経歴と共に教えてください。

四家:「前作の開発において、各種ソーシャルメディア連携など、ウェブサービスとの連携が多くありました。こうしたウェブサービスとの連携は、サーバー上で行った方がシームレスにできるという事もあり、ウェブサービス化は常に考えられていた事でした。

もう一つの側面としては、世の中のアプリの使い方の変化にあります。よりユーザーが使う機会を増やしたい、導入障壁を下げたいという事から、ブラウザー内で完結するバージョンの開発へと繋がりました。」

Q、このソフトの開発で、苦労した点は?

弓削:「パッケージのBiNDのリリースを始めたのが約7年前。その間に積み重ねてきたノウハウ、および、ユーザー様が積み重ねてきた歴史を、次のインターネットの時代へそのまま引き継げるように機能や、使用感をそのままでクラウドに持っていくことに非常に苦労しました。」

四家:「パッケージ版の『BiND 7』では使い易さに定評がありましたので、それを損なわないようにするのが至上命題でした。」

Q、この二つのソフトは、具体的になにが違うのでしょう?

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四家:「クラウド版は、編集機能も含めてウェブサーバー上にあるので、当然の事ながら、インストールが不要です。

インターネットに接続出来るPCがあれば、いつでも、どこでも編集が出来ます。逆に言うと、その他の編集機能は、ほぼそのまま再現しており、ほとんど違いは無いと言えます。」

Q、新しく導入を考えているユーザーにはどのように使って頂きたいですか?また、既に前のバージョンを使っている方には、BiND Cloudを導入する事でどのような利点がありますか?

四家:「これからホームページを作りたい方、他の製品やサービスなどでホームページの製作を試みたけれど、上手く行かなかった方などに、是非一度、使ってみて頂きたいです。

BiNDでは、あらかじめ、オススメのページ構成のサイトがテンプレートとして用意されており、それをカスタマイズするだけで、スタイリッシュなホームページが公開出来ます。」

弓削:「もしパッケージ版のBiNDを持っている場合、FTPでサイトをクラウドの公開領域に設置する事も可能です。データが必ずクラウドにある安心感を感じて頂ければと思っております。

PCの買い換え、トラブルなどで、大事なサイトのデータが無くなってしまった経験は、どなたにでもあるのではないでしょうか。BiNDクラウドはまだスタートしたばかり。Webサービスである(インターネット上にアプリケーションがある)事の利点を生かしたサービスがどんどん追加されていきます。」

■Facebookもモバイルページも 広がるデザインの可能性

Q、今後はどのような展開を予定していますか?

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四家:「全ての人がクリエイターになれるツールを、今後も提供していきたいと思っています。

BiND Cloudは、ホームページ製作のツールとして、様々な人に選択して頂けるように、スマートフォン、タブレットでのサイト製作も将来的に出来るようにイメージしています。」

弓削:Webサービスとの親和性(マッシュアップ)が大事です。それぞれのwebサービスの良さを認め合って、繋がって、データをシェアしていく時代になります。ユーザー独自の世界観を、ワールドワイドに広げて、ホームページに人を集客していけるようなツールに、BiND Cloudがなれるように努めていきます。

スマホ専用テンプレートも多数収録していて、携帯からも見やすいサイトができる。公式ウェブサイトでは体験版もリリースしている。

Bind Clod ウェブサイト

  (Writer: Saera Jin)

 

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ウェブサイト: https://techable.jp/

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