ソウル・シンガー、ボビー・ウーマックが死去
Photo:acane
数々のヒット曲を世に放ったソウル・シンガー、ギタリストのボビー・ウーマックが6月27日に亡くなったことが海外メディアによりあきらかになった。70歳だった。死因は不明。
ボビー・ウーマックは、ローリング・ストーンズがカバーして大ヒットさせたことで知られる「It’s All Over Now」をはじめ「Looking For A Love」、「Across 110th Street」などのヒット曲を放ったほか、セッション・ギタリストとしてもジャニス・ジョプリン『パール』、スライ&ザ・ファミリー・ストーンのアルバム『暴動』などに参加して活躍した。
また、ロン・ウッドのソロ・アルバム『ナウ・ルック』をロンと共同プロデュース、ローリング・ストーンズのアルバム『ダーティ・ワーク』にもゲスト参加するなど、ストーンズ・フリークにとっても敬愛すべきソウル・レジェンドのひとりであった。
2012年、大腸癌を克服して17年振りの来日公演を実現し、さらに18年ぶりのスタジオ・アルバム『The Bravest Man in the Universe』をリリース。見事復活を遂げ、昨年5月にも再び来日公演をおこない、健在ぶりをアピールしてくれたばかりだった。(岡本貴之)
・BBCニュースページ
http://www.bbc.co.uk/news/world-us-canada-28067878
〈昨年のビルボード東京公演OTOTOYライヴレポート〉
“ラスト・ソウルマン”ボビー・ウーマック、魂を揺さぶるシャウトで観客を魅了――OTOTOY最速レポ
http://ototoy.jp/news/73668
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