“すき家”ストライキを辞めるように呼びかけたゼンショーの労働組合“ゼンショーユニオン”の活動実態がない?
“すき家”を運営するゼンショーがストライキを辞めるように呼びかけていた労働組合“ゼンショーユニオン”。この“ゼンショーユニオン”は5月29日のストライキに対して違法だと呼びかけていた。
しかしそんな“ゼンショーユニオン”に活動実態がないという疑惑が浮上している。この組合予算の収入、支出がゼロとなっており組合員が誰も存在しておらず、活動実態のないペーパーな労働組合なようである。
事務所は「三重県四日市市日永西五丁目十七番十九号」となっているが、そこはとても事務所があるとは思えない田舎である。2011年9月15日から規約は定められており、何年も前から存在はしているようだが、活動そのものはしていなかったようである。
また役員として下記のメンバーが挙げられているが、名前は一切挙げられていない。収支ゼロ、活動内容なし、メンバー不明だった“ゼンショーユニオン”。
今回のストライキ騒動で、ここぞとばかりにゼンショーが引っ張り出してきたのだろう。過去には活動していたかもしれないが、今は活動しなくなった動労組合といったところだろうか。
“ゼンショーユニオン”はクルー自ら作ったとされているパート・アルバイト専用の労働組合。自分達を本来守るべきの組合のはずが、なぜこのようなずさんなことになっているのだろか。
<役員>
執行委員長1名
副執行委員長1名
書記長1名
会計監査1名
ゼンショーユニオン
http://www.zenshounion.com/
2011年度組合活動に関する事業会計収支計算書
http://www.zenshounion.com/wp-content/uploads/2011/10/yosan_h23.pdf
組合規約
http://www.zenshounion.com/wp-content/uploads/2011/10/kiyaku.pdf
※画像はゼンショーユニオンのウェブサイトより引用。
※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。[リンク]
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。