「瞑想」は、幸福な人生を生きる力を目覚めさせる

「瞑想」は、幸福な人生を生きる力を目覚めさせる
 今、欧米の企業では「瞑想」がブームとなっているといいます。
 忙しさに追われかなりのストレスを抱えているビジネスパーソンたちにとって、そのストレスを解消し、潜在能力を引き出すことができる「瞑想」は、かなり魅力的なのでしょう。欧米の一流企業は、経営幹部はもちろん、従業員のストレス低減や能力向上、業績改善に有効であると認識をしているようです。

 瞑想・ヨガの本家本元、5000年の歴史を持つヒマラヤ秘教の伝統のなかで、女性として外国人として初の正統なる継承者となり、シッダーマスター(ヒマラヤ大聖者)としてインド政府にも公認されているヨグマタ相川圭子さんは、「瞑想」を実践することで眠っている自分の可能性を開花させ、幸福な人生を生きる力を目覚めさせることができるといいます。
 では、「瞑想」とは一体どういうものなのでしょうか?
 『心を空っぽにすれば、人生はうまくいく瞑想のすすめ(CDつき)』(ヨグマタ相川圭子/著、SBクリエイティブ/刊)からご紹介します。

■心が曇っていると幸せにはなれない
 「ストレスを感じたことがない」という人はほとんどいないはず。誰しも生きていると、苦しんだり、悩んだりすることがあるものです。
 誤解、勘違い、不信、不安、不満……こうしたさまざまな思いや感情が、ストレスとして溜め込まれています。相川さんは、こうした「心の曇り」こそが、人生における苦しみや混乱の原因であると述べます。苦しみでいっぱいになっている心は、まるで嵐に波立つ海のように、上がったり下がったりしています。
 では、その嵐を静め、悩みや苦しみから解放されるにはどうすればいいのでしょうか。
 それは「本当の自分」とのつながりを強め、絶対的安心を得ること。「本当の自分」とは、自我(エゴ)を超えた存在であり、純粋で自由でパワフルな存在、宇宙創造の源、つまり神そのものといえる存在です。その「本当の自分」とのつながりを強めるために、瞑想の実践が必須なのだそうです。

■「心を空っぽにする」ことが瞑想
 瞑想とは端的にいえば「平和の心を創り出すこと」です。“ノーマインド”つまり、空っぽの心に近づいていく手段が瞑想なのです。
 では、「心が空っぽになる」とはどのような状態のことを指すのでしょうか。
 それは「心の曇りを浄化した」状態のこと。心があちらこちらに行かないように鎮めることで、心の働きが止み、過去にも行かない、未来にも行かない、「今、ここにいる」という状態となります。そして、抱え込んでストレスになっているさまざまな記憶が整理され、必要なことが自然に見え、さまざまな事柄への対処が上手くできるようになるのです。
 本来、この境地に至るためには、長く厳しい修行を続けなくてはいけませんが、相川さんは「最も大切なことは、瞑想をよく知るマスターのガイドにしっかりと従うことであり、ヒマラヤ聖者(シッダーマスター)の指導を受ければ、そのプロセスを短縮できる」と言います。

 本書には、瞑想体験を深めるための準備動作が紹介されているほか、瞑想の入門編として、心を空っぽにするということがどういうことかを体感できる誘導瞑想CDが付属しています。本格的な瞑想は、一流の先生の指導のもとに実践しないと危険なのだそうで、それはヨグマタ相川圭子さんの道場で学ぶことができます。

 ストレス社会なのは、欧米だけでなく日本も同じ。普段バリバリ働いているビジネスパーソンだけでなく、子育てをしている女性やパートタイムで働いている主婦、さらにはまだ若い学生さんも、それぞれの環境でストレスを抱えているはず。
 本書はそうした社会を生きる全ての人に向けて、心を軽くし、楽に生きるための方法を教えてくれます。疲れを感じているならば、心を空っぽにしてみてはいかがでしょう。波立つ海が少しずつ静かになるかもしれませんよ。
(新刊JP編集部)



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