ポイントサイト活用が6割以上、『LINE』利用は7割も! ママのキビしいお小遣い事情が明らかに!?
2014年4月から消費税は8%に増税されるにあたって様々な影響が心配される中、子育てアイテム専門フリマアプリ『Prima』(プリマ)が家計防衛とスマートフォン活用に関する意識調査を実施。「すでに増税や今後の景気の変化に備えて金額を減らしている」という返答が18.8%になっているのをはじめ、「今後影響がある」との答えが66.7%という結果が出ています。また、収入を増やすために働くだけでなくポイントサイトを活用するといった小遣い稼ぎをコツコツしている人が多いという数字も示されました。
この調査は2014年3月14日から17日の間にインターネットで実施され、対象となったのは全国の12歳以下の子どもを育てているスマートフォン利用者の女性600名。うち専業主婦は62.5%で、子どもが1人は55.8%、2人が36.5%となっています。
まずはママのお小遣い事情。「5千円~1万円未満」が24.7%、「5千円未満」が23.7%で、「自由に使えるお金はない」という答えも19.3%となっており、かなり厳しい中やりくりをしている模様です。
そんな中で、家計や自身の収入を得るために「外で働く」(25.5%)や「在宅ワーク」(12.3%)という返答のほかに、「ポイントサイトを活用する」という人が61.5%となっていることが注目されます。
加えて「懸賞サイト・サービスに応募」が22.5%となり、「オークション・フリマアプリに出品」も11.0%という数字に。あの手この手で収入を増やそうという努力を重ねていることが見て取れます。
『Prima』でも多くのアイテムが出品されている子ども服。1ヶ月にかける子ども服代が「千円~3千円未満」(38.3%)、「3千円~5千円未満」(26.5%)という範疇の中でデザインや着やすさも選ぶポイントになっているという結果に。
子どもが成長して着れなくなった服をどうするかという質問に対して、兄弟姉妹や親戚、知人にあげるという人が大多数ですが、一方でお下がりをもらって困った経験があるという答えが72.7%にも及んでいます。それを避けるためにリサイクルショップで売るという人も22%いますが、ネットオークションやフリマアプリを活用している例はまだまだ少ないようです。
フリマアプリに関しては「関心はあるが使っていない」という層が66.5%となっており、『Prima』の担当者は「トラブルへの不安の解消や利便性の向上が利用拡大への課題」としています。
スマートフォンやSNSの利用についても興味深い結果が。よく利用しているコミュニケーションツールとして、『LINE』が72.7%が圧倒的に使われており、2位が『Facebook』47.2%。意外にも3位が『mixi』(20.2%)で、『Twitter』(19.8%)を僅かに上回っています。また、ニュースやブログを見たり、画像の投稿や加工アプリを利用したりするほか、オークション系サービスでのお小遣いに活用するという人も多い模様。
また、スマホを使うにあたって、「子どもの前でスマホを使わない」「課金しない」といったルールを作っているという人が54.7%に及んでいます。
全体としてスマホを子育てにも上手に活用しつつ、家計や小遣いのためにアプリを導入するという人が少しずつ増えていることが見て取れる今回の調査。これからさらに普及するためには、便利さと安心さの双方を各サービスがアピールしていく必要がありそうです。
Prima (プリマ)
https://pri-ma.jp/ [リンク]
※写真は『足成』より
http://www.ashinari.com/ [リンク]
乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。
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