永遠の孤独を宿命づけられた吸血鬼の少女を描く『ビザンチウム』BD&DVDリリース決定

トム・クルーズとジョニー・デップが共演した『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』(1994)のニール・ジョーダン監督が再びヴァンパイアを題材に取り上げ、シアーシャ・ローナン主演で永遠の孤独を宿命づけられた吸血鬼の少女の姿を描いた映画『ビザンチウム』。

Blu-ray&DVDのリリースが2014年3月4日に決定し、人の血を吸い生きるバンパイアの少女エレノアを演じたシアーシャ・ローナンのコメントが到着しています。

『ビザンチウム』はたったひとりの肉親の女性クララとともに、見知らぬ街から街へと移り住みながら生きるヴァンパイアの少女・エレノアを主人公にした物語。ある時、海辺のさびれた保養地に建つゲストハウス「ビザンチウム」を訪れたエレノアは、難病のため余命わずかの青年フランクと出会い、恋に落ちてしまう。ヴァンパイアの血の掟に背いたことで、クララとの絆も揺らぎ始めたその時、エレノアとクララを追う者の魔の手が迫り……。

シアーシャ・ローナンはエレノアという少女について「彼女はヴァンパイアで、200年くらい生きている。一人で永遠に生きることはできないと悟った母親に、ヴァンパイアに変身させられるの」と説明。

「エレノアはとても人間的なヴァンパイアだわ。思いやり深く、とても繊細なの。彼女は獲物を殺すたびに罪を詫びる。彼女には死にそうな人しか殺さないというルールがある。だから映画で彼女は何度も、もう生きたくない、死ぬ準備が整った人たちを殺すわ」と話し、

「だからフランクとの関係を育みながら、彼が白血病で、世間にも人生にもうんざりして、次に進む準備が整っていることを彼女は知っている。でも母親のクララとはとても違うわ。クララはもっと凶暴にならざるを得ないの」の役柄についてコメント。ヴァンパイアの少女がたどり着く結末とは? 美しい映像美は“ヴァンパイア物”というジャンルにとらわれずに観たい一作です。

『ビザンチウム』
2014年3月4日(火) Blu-ray&DVD 発売

【セル】ブルーレイ(1枚組) ¥4,700(税込)
【セル】DVD(1枚組) ¥3,990(税込)

※レンタル版同時リリース
発売元・販売元:ポニーキャニオン
(C) Parallel Films (Byzantium) Limited / Number 9 Films (Byzantium) Limited 2012, All Rights Reserved.

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藤本エリ

映画・アニメ・美容が好きなライターです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

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