経営難のチームを救う!? J2アビスパ福岡の『盟主bot』が”1000円募金”をスタート
サッカーJリーグディビジョン2(J2)のアビスパ福岡が、資金調達のめどが立たずに約5000万円の運転資金が不足。12月には選手・スタッフへの給与の遅配が起きる可能性が出ている問題で、アビスパを応援する『twitter』アカウント『盟主bot』(@meishubot)が”1000円募金”をはじめています。
2013年10月16日14時7分に『盟主bot』は「盟主botの1000円募金はじめるばい。募金集まったらアビスパKidsパートナーに順次申し込む。福岡は来年以降も九州の盟主たい!」として、『ビックリマンシール』のような光沢処理をした上に盟主のアスキーアートをプリントしたサンプル画像をあわせて投稿。既に300以上のリツイートが集まっています。
“1000円募金”は、無料オンラインショップサービス『BASE』を利用。
1000円のうち500円をアビスパが公式で募っている”2013福岡力 アビスパKidsパートナー”の申込資金にあて、決済手数料を差し引いた残額を経費にした上で、後日感謝状と考案中の「粗品」が送付されるとのこと。サイトには「募金いただいた方には、もれなく限定の”盟主botキラシール”付!(写真はイメージです)」とあるので、シールはかなりの確実で用意されることになりそう。
“アビスパKidsパートナー”は、公式ショップから購入できるサポーター制度で、一口5250円から誰でも購入可能。『盟主bot』でも「盟主のキラシールとか要らんけん全額アビスパに寄付したいんじゃ!という方はクラブ公式ショップからお申し込みいただければ幸いたい 1口5250円なんて高いわ!という方は、何とか5人集めて1人1050円出していただければよかたい」とツイートしています。
少額でもネタ的にアビスパをサポートしたい、というサッカーファンを集めそうな『盟主bot』の寄付の企画。「九州の盟主」を自認するサポーターの意識をAA化したキャラがチームを救うことになるのか注目されます。
一方、チームの経営については営業収入約9億6000万円で予算を組んだところ、9月末の時点で約8億2000万円に留まっている現状が報道され、経営の見通しの甘さを指摘する声も上がっています。仮に5000万円が集まり危機を脱しても「その場しのぎに過ぎない」という意見が早くも出始めており、チーム運営に予断を許さない状況が続きそうです。
盟主botの1000円募金
http://meishu.thebase.in/
※画像は『盟主bot』の『twitter』アカウント、『盟主botの1000円募金』より
乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。
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