映画『陽だまりの彼女』初日舞台挨拶 松潤が明かした意外な見所とは?
累計発行部数100万部を超える越谷オサム氏の大ベストセラー小説『陽だまりの彼女』。男女問わず熱狂的支持を受けるこの原作を『ソラニン』、『僕等がいた』を手掛けた恋愛青春映画の名手・三木孝浩監督の手で映像化。
主人公・浩介に『花より男子ファイナル』以来5年ぶりの映画出演となる松本潤、そしてヒロイン・真緒には『のだめカンタービレ最終楽章前・後編』以来3年ぶりの映画出演となる上野樹里を迎え、待望の映画化を果たしました。
そして全国公開となった10月12日初日第1回めの上映では、豪華キャスト勢揃いでの舞台挨拶が行われ、全国75の劇場で同時生中継されました。松本潤さんは5年ぶりの映画になるので、非常にドキドキしていたそう。舞台挨拶では本作品が“主演の2人にとってどんな作品になったのか”が語られました。
主人公・奥田浩介 役 松本潤さん(以下、松本):
僕にとって、とても大切な作品になりました。自分自身もこれからも何度も観たいと思いますし、また歳を重ねていったときに感じ方が変わるんではないかな、と思います。自分が環境が変わったりしたときに、また観てみたいなあ、と思うような映画ですね。ほんとに素敵な共演者のみなさん、そして三木監督のもと、作品を作れたこと、参加できたことをすごく嬉しく思ってます、幸せです。
ヒロイン・渡来真緒 役 上野樹里さん:
じっくり時間をかけて三木監督とディスカッションして、本当に細部まで神経を行き渡らせて、細かいところまで詰められたので、不安症なところもあるんですけど、全部クリアにして、気持ちよく挑めました。
大倉孝二さんは実は2回目の共演で。あまり絡みはなかったんですけど、楽しみにしていました。映画になってから観てすごい面白くて笑っちゃいました。共演していてもすごい楽しかったです。(現場は)ほんとに楽しかったですね。だからいい映画になりました(笑)。
また、三木孝浩監督から、この作品にこめた想いもお話しいただきました。
三木孝浩監督(以下、三木監督):
本当に現場も和気あいあいとしていて、この作品がもってる温かい部分だったりとか、素直な部分だったりとか、その柔らかさの部分を、キャスト、スタッフみんなが大事にして、みんなで作り上げた作品です。この作品を観ていただいてちょっとでも陽だまりの暖かさを感じていただけたら、それが全国に広まってくれるといいな、と思っております。
舞台挨拶中は終始和やかな雰囲気で、ほんとうに仲の良い撮影現場だったことを伺わせました。
そんな中、浩介の会社の上司・杉原部長役で出演している小藪千豊さん(以下、小藪)と松本さんの印象的なシーンについてのお話では、意外な見所が明らかに。
松本:僕が写真を撮ってきて「これでどうですか?」って小藪さんのところに持っていって、写真を見せるシーンがあるんですけど、そのときの顔を監督がすごいお気に入りで、(クローズアップの予定じゃなかったのに)アップ勝ち取ってますからね。
三木監督:そうなんですよ、なんなら、この作品の中で一番度アップなんじゃないですかね(笑)。
小藪:向こうのほうでモニター見てチェックしてるゾーンがあったんですけど、そこからハッハッハッて笑い声が聞こえてきて。あー、いじってるなって思いながら、そんなことでもご協力できるのであればということで。
三木監督がお気に入りの“小藪さんのいい表情”、見所の一つとして押さえておいてくださいね。
10年ぶりに再会した浩介と真緒。初恋の相手だった2人は再び恋に落ちる。しかし、彼女には“不思議な秘密”があった……。驚きと嬉しさに涙があふれる、永遠のファンタジック・ラブストーリー!
『陽だまりの彼女』 全国公開中
映画公式サイト http://www.hidamari-movie.com/
(C)2013 『陽だまりの彼女』 製作委員会
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