少女マンガ版『デスノート』と話題騒然! 集英社『りぼん』に掲載

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集英社の人気漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』で連載をし、世界的な大ヒットとなった漫画『デスノート』(原作: 大場つぐみ / 作画: 小畑健)。物語は、高校生の主人公・夜神月(やがみらいと)が、名前を書くだけでその人物を殺すことができるデスノートを拾うところから始まる。デスノートの持ち主・死神リュークとともに夜神月が世の中の犯罪者たちを殺していく……。

『デスノート』は日本はもちろんのこと、アジア圏内では非常に人気度が高く、連載が終了して長い時間が経った今でも多くのファンが存在する。特にタイでは夜神月のライバル・エル(L)の人気が絶大で、エルのコスプレをする人が集まるイベントまで開催されているほどだ。

そんな『デスノート』に基本設定がそっくりな漫画が、集英社の漫画雑誌『りぼんファンタジー』に掲載されていることが判明し、インターネット上で話題になっている。その漫画とは、牧野あおい先生が執筆している『HAL – ハル-』で、公式サイトには「死神から与えられた力とは!? 旋律のダーク・ワールド!」という紹介文が書かれている。

『デスノート』では、死神リュークがもたらしたデスノートに殺したい人物の名前を書き、次々に殺人を犯し主人公が目的を達成してきた。『HAL – ハル-』では、ややひねくれた主人公の女子中学生の願いを死神が実行するという展開になっている。細かい点は違うものの、死神によって欲望を満たす能力を得て、自分が思うように展開させていくという流れはまったく同じである。ちなみに、かつて『ロストブレイン』という漫画が『週刊少年サンデー』で連載され、『デスノート』にそっくりだと噂されたこともあった。

はたしてこの『HAL – ハル-』、いつまで続くのやら。……と展開を見守りたいと思ったのだが、『りぼんファンタジー』の漫画はすべて読みきり漫画のため、『HAL – ハル-』も今回の単発で終わりである。好評であればもしかすると続編が出るかもしれないが、今回はこれで終わりのようである。

また、これは噂レベルでしかないが、牧野あおい先生の描く漫画に、一部『バクマン。』(原作: 大場つぐみ / 作画: 小畑健)と同じようなデッサンやカット割りのシーンがあると指摘している人もおり、もしかすると牧野あおい先生は『デスノート』の作者、大場つぐみ先生や小畑健先生を参考にしているのかもしれない。

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