レンジでポテトチップス!揚げずにパリッと食感を出す作り方

レンジでポテトチップス!揚げずにパリッと食感を出す作り方

電子レンジで手軽にできるポテトチップスの作り方を、料理研究家の高橋千帆さんに教えていただきます。カゴメVEGEDAY編集部が伺った、パリパリ食感にするじゃがいもの切り方、下処理の仕方、加熱方法などを参考にしてください。おすすめのフレーバーもあげていただきました!

レンジで簡単!パリパリ食感を楽しむポテトチップス

レンジで簡単につくれるノンオイルのポテトチップス。小さな子供から大人までみんなで食べられる、おすすめおやつです。

材料(1人分)

じゃがいも:1個

今回は長さ約8cm、直径約6cmのじゃがいもを使用

塩:お好みの量

作り方

じゃがいもはたわしを使って水洗いし、土を流す。

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皮ごと食べるので、たわしでしっかりと土を落としましょう。

じゃがいもの土を丁寧に落とす

じゃがいもは皮つきのまま、芽だけ取り除く。

じゃがいもの芽の取り方はコチラ
じゃがいもの芽があれば取り除く

2をスライサーで2~3mmの薄切りにする(厚さの目安は1つ下の画像を参照)。

パリッと食感のコツ①

・ポイントは、じゃがいもを均一の厚さにすること。スライサーがない場合、できるだけ薄切りにして厚さを揃えましょう。
・2mmより薄くなると、焦げやすいので注意しましょう。

皮付きのままじゃがいもを薄切りにする
じゃがいもの厚さの目安は2~3mm

ボウルに水を入れ、スライスしたじゃがいもを入れる。白く濁るごとに2~3度水を替え、下の画像くらいに透明になったら、そのまま5分ほど水にさらす。

パリッと食感のコツ②

デンプンがあると、加熱したときに粘りがでてベタッとしてしまいます。水にさらして余分なデンプンを落とすことで、パリッとした食感に仕上がります!

じゃがいもを水にさらす

水から取り出し、キッチンペーパーで水分をしっかりと拭き取る。

パリッと食感のコツ③

水分がしっかり切れていないと、パリッとした食感になるまでに加熱時間がかかり、仕上がりにもムラが出ます。

じゃがいもの水分をしっかりと拭き取る

耐熱皿にクッキングシートを敷く。5をできるだけ重ならないように並べ、ラップはせずに、電子レンジ500Wで2分40秒~3分加熱する(※)。

お使いの電子レンジによって加熱時間は異なります。電子レンジでの調理は発火の恐れもあるため、必ず様子を見ながら調整してください。

パリッと食感のコツ④

クッキングシートを敷くことで、じゃがいも同士がくっつきにくくなります。

クッキングシートに、じゃがいもを並べて電子レンジで加熱

電子レンジから取り出し、トングや菜箸などを使ってじゃがいもの表と裏をひっくり返す。

火傷に注意してください。

電子レンジから取り出してひっくり返す

塩を振り、再び電子レンジ500Wで2分40秒~3分加熱する。

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半分加熱が終わったところで塩を振ると、味が馴染みます。

電子レンジの庫内の大きさによりますが、今回は6~8の工程2回で、じゃがいも1個分をポテトチップスにしました。

塩を振り、再び電子レンジで加熱

電子レンジから取り出し、粗熱を取る。お好みで塩や、下に記載した「おすすめフレーバー」で味を調える。

加熱が終わったら電子レンジから取り出して粗熱を取る

 器に盛りつける。

揚げないポテトチップスの完成

おすすめフレーバー

定番の塩味だけでなく、いろいろな味を楽しめます。比率は目安なので、お好みに合わせて調味してください。工程8で塩の代わりに使います。

●塩+粗挽き胡椒(1:1)
●塩+青のり(1:1)
●塩+カレー粉(2:1)
●塩+ガーリックパウダー(2:1)
●ガーリックパウダー+パプリカパウダー+コンソメ顆粒(1:1:1.2)

最後に

電子レンジでできるパリパリのポテトチップスを作ってみてください。

高橋千帆

高橋千帆/Chiho Takahashi

料理研究家/ベジタブル&フルーツアドバイザー

1980年、北海道生まれ。二女の母。調理、菓子の学校を卒業し、ベーカリー、パティスリーなど、さまざまな経験を重ねる。2007年より、インターネット販売、店舗PR用の菓子製作など、菓子を中心とした活動に従事。その後、出産、子育てを経て、菓子、料理に関わる活動を再スタート。現在は、料理家たかはしよしこ氏の「エジプト塩」スタッフとしても活躍。また企業のフードスタイリング他、食事の講座を主催しながら、家庭でも簡単に美味しく作れる「身体と心が喜ぶ料理」を研究している。
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[じゃがいも]栄養や選び方、茹で方、品種別のおすすめ料理

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じゃがいもはビタミンCが豊富。炭水化物を多く含みますが、米やパンにくらべて低カロリーです。緑色になった皮や発芽部分には有害なソラニンという物質が含まれるので、注意しましょう。17世紀の初めにインドネシアのジャカルタから伝わりました。そのため「ジャカルタから来たいも=じゃがたらいも」がなまって、じゃがいもになったといわれています。

最終更新:2025.10.22

文・写真:高橋千帆
監修:高橋千帆、カゴメ
出典:
独立行政法人農畜産業振興機構「「ばれいしょでん粉」について」(デンプンの粘り)

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