インドに行ってインド汁を飲んだことはありますか?
インドやバングラデシュなどでは定番ともいえる、路上でサトウキビジュース。いわゆるインド汁。それを搾り売りしているおじさんたち。単にジュースを売っていると思ったら大違い。硬いサトウキビを徹底的に搾る必要があるため、けっこうな力仕事だ。
新鮮なサトウキビをローラーで搾る
一部では店舗販売しているおじさんもいるが、基本的に屋台で売っている。新鮮なサトウキビをローラーで搾り、そこに柑橘系の果汁をプラスして完成。これ、意外と贅沢なドリンク。なぜなら100%ナチュラルだから。
不純物が入らないようにフィルターで濾過
実際にインド・ポートブレアに行ってサトウキビジュースを飲んでみたのだが、ここのおじさんは、かなり丁寧にジュースを作っていた。
サトウキビを何度も何度もローラーで搾り、一滴も無駄にせず汁を使用。さらに不純物が入らないようにフィルターで濾過。果汁は市販品ではなく生の柑橘を使用。量も多く、グラスにたっぷりと注いでくれた。
灼熱のインドで疲れたときに飲むジュースとして最適
さっそく飲んでみたが、実に良い。サトウキビの甘味が程よい濃さで雑味がない。サトウキビジュースは大味であることが多いのだが、濃いのに後味が爽やか。おそらく果汁の比率が良いからだろう。これ、灼熱のインドで疲れたときに飲むジュースとして最適。
糖質量を考えると2杯は危ないかもしれないが
筆者としては、可能なら、2杯は飲みたい。……が、原材料がほぼサトウキビ100%なので、糖質量を考えると2杯は危ないかもしれない。……と思い、1杯に留めている。しかしながら、本心では2杯、いや、3杯飲みたい。それほど良い味。
南インドに行かないと味わえない味かも
日本ではあまりみかけない高濃度サトウキビジュースだが、インドを含むむ南インドのワイルドな製法だからこそ出せる味があると思っている。つまりこの味、南インドに行かないと味わえない味ともいえる。
また、灼熱の野外で飲むからこその味ともいえる。もしインドに行くことがあれば、ぜひとも飲んでほしい。インド汁、最高。
ちなみに、以下の画像はバングラデシュのサトウキビジュース屋だ。
(執筆者: クドウ秘境メシ)
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