身近な食材でできる薬膳。レンチン「和風ポテサラ」が疲れた体にやさしくて、思わずおかわりしたくなるんだ

撮影:西山 航(世界文化ホールディングス)
10月だというのに、真夏のような暑さが続く日もあれば、急にひんやりと涼しくなる日も。そんな気温差に、体がついていけないと感じている人も多いのでは?
疲れが抜けないとき、私たちの体が求めているのは、やさしい栄養と癒し。そこで頼りになるのが、身近な食材でつくれる「おうち薬膳」です。
今回は国際中医薬膳師でもある料理家の料理家の齋藤菜々子さんが、みんな大好きなポテサラを薬膳にアレンジしてくれました。
齋藤さんの著書『心と体をおいしく満たす バテないごはん』(世界文化社)からご紹介します。
レンチンで薬膳を簡単に。「和風ポテトサラダ」のつくり方

(画像は本書36ページより)
<材料(2人分)>
じゃがいも…2個 ちくわ…2本(60g) 焼きのり(全形)…1枚 【A】塩…小さじ1/4 【A】酢…小さじ1と1/2 【A】こしょう…少々 マヨネーズ…大さじ2 かつお節…適量 <つくり方>
1. じゃがいもは皮をむいて8等分に切り、10分ほど水にさらす。
ちくわは斜めを薄切りにする。
2. じゃがいもは軽く水気をきり、ふんわりとラップをして600Wの電子レンジで6分加熱する。熱いうちにフォークで粗くつぶし、Aを加えて混ぜる。
3. 粗熱が取れたらちくわ、マヨネーズを加え、焼きのりをちぎって和える。器に盛り、かつお節を散らす。(『心と体をおいしく満たす バテないごはん』36ページより引用)
じゃがいも&のりの薬膳パワーで「秋バテ」解消!
むくみ、重だるい、食欲不振、ほてり……そんな「なんとなく調子が悪い」をケアしてくれるのが、この和風ポテトサラダです。
齋藤さんのレシピのポイントは、酢と塩をしっかり効かせること。そうすることで、マヨネーズ控えめでも物足りなさを感じないといいます。
実際につくってみると、これが本当に絶妙なバランス!
さっぱりしているのに、ちくわの食感と旨みでしっかり食べ応えがあります。そして焼きのりとかつお節の風味が加わると、もうお箸が止まりません。
じゃがいも2個(2人分)なんてあっという間。倍量でつくっておけばよかった……と後悔するおいしさでした。
そして驚くのは、どれもスーパーで手に入る身近な食材なのに、ちゃんと薬膳としての役割を果たしてくれること。
じゃがいもは気を補って胃腸の調子を整えてくれるし、のりは体の熱を冷まして余分な水分を排出してくれるのだそう。
「今日はなんだか食欲がない」という日でも、この一皿ならパクパク食べられそうです。

ほんの少しの油でOK。揚げない大学芋は、軽やかで美味しい|キッチンにひと工夫

イワキのガラス容器でつくる「昭和レトロなかためプリン」が傑作!オーブンいらずで極上のなめらかさになる秘密はね…
価格および在庫状況は表示された10月03日18時のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、購入の時点で表示されている価格および在庫状況に関する情報が適用されます。
この記事のリンクを経由して製品を購入すると、アフィリエイト契約により編集部、制作者が一定割合の利益を得ます。

ROOMIEは、「おうち」に関するあらゆる情報を発信するWEBメディアです。日々の暮らしを肩肘張らずに楽しむ新しいスタイルを提案し、実際の体験に基づいたお部屋の紹介、製品レビュー、生活のヒント、コラムなど多彩なコンテンツを展開しています。インテリアや日用品、DIY、家事の工夫など、暮らしに役立つ実用的な情報を豊富に取り揃え、読者が日々の生活を少し豊かにするためのアイデアを提供しています。
ウェブサイト: https://www.roomie.jp/
TwitterID: roomiejp
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。