東京でも食べられるなんて! 山口県のご当地グルメ「瓦そば」を久々に食べて大感激っちゃ!

山口県のご当地グルメには「瓦そば」という料理があるのをご存知でしょうか。
茶そばをアツアツに熱した瓦の上に乗せ、つけ汁で食べるというちょっとシュールな料理で、これが最高にうまい! 10年くらい前に仕事で山口に行ったときにはじめて食べて感動してしまい、今でも強く印象に残っています。
東京にも瓦そばの店があったとは……!
ぜひまたいつか瓦そばを食べたい。そう思い続けて過ごしてきましたが、それ以来山口に行く機会はなく、瓦そばとも約10年間ご無沙汰となってしまっていました。
ところが! なんと瓦そばの店が東京にもあるという情報を入手。これは食べに行くっきゃない!!

その店の名は「瓦.TOKYO」。今回は神田にある店舗に足を運びましたが、茅場町や芝浦にもあるようです。
「瓦.TOKYO」には2種類の瓦そばがある
「瓦.TOKYO」は山口県の郷土料理と地酒の店というコンセプトのようですが、メニューを見てみると……ありました、ありました! 瓦そばがありましたとも!

しかも用意されている瓦そばは、太麺で萩の甘口醤油を使った「山口STYLE」と、細麺で東京の辛口醤油を使った「瓦.Tokyo ORIGINAL」の2種類! どっちを食べようか。どっちも食いてえ……!!
約10年もご無沙汰だったんで本当に両方食べてしまおうかとも思ったけど、さすがに同時注文するのは悪手も悪手。まずは以前食べたものに近いであろう「山口STYLE」のほうから食ってみるとするか!
そうだよこれが瓦そば! 久しぶりに会えたね!
この日ばかりはガチンコで瓦そばに向き合いたかったので、酒もおつまみも一切注文せずに瓦そばの「山口STYLE」を注文。正座をし、精神を統一して瓦そばとの対峙を待っていると、しばらくしてジュ〜ッという食欲をそそる音とともに瓦そばが運ばれてきました……!

やった〜! これだよ、これ! これこそが夢にまで見た瓦そば! 記憶の中の瓦そばと完全に一致。最高だ〜!!

アツアツに熱された瓦の上には茶そばが薄く盛られ、パチパチと小気味の良い音を立てながら少しずつ麺に焦げが入っていきます。

麺が現在進行系で焦げていくところがもう〜たまらんっ!

そして茶そばの上にはレモン、豚肉、刻み海苔、もみじおろしも乗っています。これらを薬味としてつけ汁に入れつつ、つけ麺の要領で食べ進めていくというわけです。
いざ実食! 10年越しの感動の再会

それじゃ、つけ汁に少し薬味を入れ、食べ始めるとしますか!

ギャアァァァーーーーーーーーーッ!! ウメエエエエェェェェーーーーーーーーーーッ!!!!
ウッウッ……。スーンスンスン……。これだよ、これ。この味に約10年憧れ続けてきたわけだよ。焦げ目の入った茶そばは香ばしく、食感が部分的にパリパリになって楽しいし、なによりつけ汁がべらぼうにウマい。
甘くて濃厚な醤油ベースのつけ汁にレモンの酸味やもみじおろしの辛味が少しずつ溶け込み、食べ進めるごとに味が変化。特にレモンの酸味が甘口醤油の味を爽やかに引き締めてくれるのです。すごいなあ。瓦の上にそばが乗っているのは奇抜だけど、それも含めてすべてが緻密に計算されている美味しさ。やっぱり瓦そばは最高だった……!!

食べようと思えばもうひとつの瓦そば「瓦.Tokyo ORIGINAL」も食べられそうだったけど、余韻に浸りたいので今回は見送り。ぜひまた食べに来よう。食べたことない方はぜひ食べてみて!
店舗情報
瓦.Tokyo 神田 Y‐STYLE
東京都中央区日本橋本石町4-4-17
(執筆者: ノジーマ)

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