【島根県隠岐の島町】地域資源と次世代をつなぐ“島の一滴”。影山製油所が「隠岐の島 菜種油」を先行発売中
影山製油所は、ユネスコ世界ジオパークに認定された自然豊かな隠岐の島で栽培された希少な純国産菜種を原料に、伝統の圧搾製法で丁寧に搾った「隠岐の島 菜種油」を、クラウドファンディングサイトMakuakeにて、8月4日(月)より先行販売を開始した。
希少な“純国産菜種油”を未来へ
近年、気候変動や農家の高齢化により、国産菜種の安定供給が困難になってきているという。この課題を乗り越えるため、影山製油所が新たな栽培地として選んだのが、海に囲まれた島「隠岐の島」。
他品種との交雑リスクが極めて低いという地理的特性を活かし、現地農家の勝部氏との連携によって、離島での菜種栽培に挑戦した。栽培方法は事前にしっかりと打ち合わせを重ね、各作業は出雲の生産者のもとで直接学んだという。
秋には堆肥を撒き、溝を掘り、丁寧に畑を整備。そして、播種機でひと粒ひと粒、菜種の種をまいていった。冬を越え、春が訪れると、畑一面に黄色い菜の花が咲き誇った。
こうして実った菜種は、影山製油所が培ってきた伝統技術によって、菜種本来の芳ばしさとやさしい甘みが調和した、特別な一滴に仕上がったという。
これからは、春になれば菜の花畑を目当てに多くの人が隠岐の島を訪れ、そのお土産としてもこの菜種油を手に取ってもらえる。そんな未来を描いて、影山製油所はこの取り組みを進めてきた。
そして同社は、このプロジェクトが、隠岐の島の活性化、そして地域振興の一助となればこれほど嬉しいことはないとの思いで、今回の挑戦を地域と未来をつなぐ確かな一歩として、この菜種油の物語を育て、味わってほしいと願っている。
「隠岐の島 菜種油」のこだわり
「隠岐の島 菜種油」は、国内自給率1%未満の純国産菜種である、農研機構の無エルシン酸品種「ななしきぶ」「キラリボシ」を原種から自社管理し、4年がかりで丁寧に育成・製油している。
隠岐の島という、潮風、寒暖差、地形など“自然の隔離環境”の厳しい条件を乗り越え、現地農家の勝部氏による丁寧な栽培で、島の恵みが詰まった“島の一滴”が味わえる。
出雲の老舗製油所が松の薪で焙煎し、圧搾機で搾ることで栄養・香り・風味を保持。ビタミンEが豊富で酸化しにくく、揚げ油として、差し油をすれば最後まで使い切ることができる。薬品不使用で、手間を惜しまない伝統製法によって生まれた逸品となっている。
また、パッケージには、常葉大学の学生がデザインした「ローソク島」が描かれている。夕陽に照らされた幻想的な島影が、島の自然と人の想いを表現し、ラベルに“隠岐の空気”を閉じ込めている。
「隠岐の島 菜種油」の原材料は国産菜種(島根県隠岐の島町産)、内容量は230g/1本、賞味期限は約1年半で、保存方法は常温・暗所保存。クラウドファンディングは9月7日(日)まで。リターンなどの詳細は、プロジェクトページで確認を。
影山製油所について
影山製油所は、島根・出雲の地で70年以上にわたって菜種油をつくり続けてきた製油所。出雲大社の灯明油としても使われた油は、薪の火でじっくり焙煎し、化学薬品を一切使わずに搾る伝統的な「圧搾一番搾り製法」でつくられている。
国産原料の「ななしきぶ」や「キラリボシ」の原種を管理し、契約農家に提供し生産された原料を全量買い上げるなど、国産にこだわった菜種油の持続可能な生産を実現するために取り組んでいる。
純国産菜種を伝統の圧搾製法で丁寧に搾油した「隠岐の島 菜種油」を、この機会にチェックしてみては。
Makuake:https://www.makuake.com
プロジェクト名:伝統にこだわる老舗が、丁寧に搾る。隠岐の島産・日本で1%の純国産菜種油!
(yukari)
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