SEVENTEEN、メンバーが韓国軍への入隊を控える中グループの今後の計画について語る
SEVENTEENは大きな変化を迎えようとしている。13人のメンバーの大半が祖国への義務を果たすため、現在韓国軍での兵役を務めている、または入隊準備中であるからだ。
だがそれはグループが音楽的な進化を一時停止する計画があるという意味ではない。現地時間2025年5月28日に公開された米ハリウッド・リポーター(THR)のプロフィール記事でSEVENTEENは、ジョンハン、ホシ、ウォヌ、ウジ、ミンギュ、ドギョム、スングァン、バーノン、ディノが入隊している間のソロ音楽のリリースから兵役義務終了後にさらに強固な絆で再結成するまでの今後の計画を明かした。(ジョシュアは米国籍、ディエイトとジュンは中国籍、エスクプスは前十字靭帯の怪我のため免除されており、これらのメンバーは兵役義務がない。)
入隊についてホシはTHRの取材で、「僕たちにとってこれはずっと避けられないことでした。僕たちは準備を整えてきました。これまで(HYBE)と徹底的に話し合ったプロジェクトがたくさんあります」と述べた。
5月26日にSEVENTEENはニュー・アルバム『HAPPY BURSTDAY』をリリースした。このアルバムには、メンバーそれぞれがソロ曲を披露しているほか、全員による3曲が収録されている。入隊前に個々の能力を披露するこの動きは意図的なもので、グループ内の他のメンバーが異なる方向へ引き裂かれる中でも、各メンバーが音楽をさらに探求する機会を準備するためのものだ。これは、BTSが過去数年間に採用した戦略と類似している。BTSの7人のメンバーは、今年予定されている除隊後の再結成を前に、各自の入隊期間中にソロ曲をリリースしている。
ホシは、「これまで僕たちは主にグループとしてのプロモーションに注力してきました。今後はメンバーそれぞれの個性や性格や能力をより多く見せ、再びグループとして再結成した時には、より優れたSEVENTEENとして自分たちをアピールしたいと思っています」と続けた。
9人のメンバーが兵役を務める間、リーダーのエスクプスは、彼と残りの3人のメンバーは、「団結して、ファンに披露できる素晴らしいものを制作します」と語った。
そしてウジは、「ファンが僕たちの一部が離れることをとても悲しんでいることは理解しています。ですが僕たち自身は、これはそれほど大きな問題ではないと考えています。なぜなら僕たちがこれからも一緒にいることがわかっているからです。これはさらに素晴らしく卓越した次のアルバムのための、かなり長い準備期間だと考えるべきです」 と付け加えた。
THRによると、対象となる9人のメンバーは30歳になる前に韓国で兵役義務を果たさなければならない。29歳のジョンハンと28歳のウォヌはすでに兵役中だ。
SEVENTEENは、グループの人気の絶頂期にメンバーが兵役に入るという点でBTSと似ている。米ビルボードが5月28日に発表した上半期の“Boxscore”ツアー・チャートによると、SEVENTEENはK-POPグループで1位、総合3位となり、2025年のツアーで1億2,090万ドル(約176億円)の興行収入を記録し、842,000枚のチケットを販売した。
米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で3年間に6枚のアルバムがTOP10 入りしている彼らだが、エスクプスによると、SEVENTEEN は今後の課題にもかかわらず、まだ始まったばかりだという。「僕たちは自らを改革する準備ができています。新たなスタートラインに立ち、新たな道への準備を整え、新たな道を開拓する準備ができています」とTHRに語っている。
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