赤髪のとも・ぺいんと・らっだぁ主催『しぐなるわん』公演レポート / さいたまスーパーアリーナスタジアムモードで3万5千人の大声援!!光と笑いと感涙に包まれた喜びのステージ

ゲーム実況者である赤髪のとも、ぺいんと、らっだぁ主催のリアルイベント『しぐなるわん -Signal One-』が、2025年4月29日にさいたまスーパーアリーナ スタジアムモードで開催された。

しぐなるわんは『しぐなるぜろ』として2023年9月にパシフィコ横浜で2日連続公演、同年11月のKアリーナ横浜にて追加公演が行われ、今回が4公演目となるリアルイベント。会場の規模は公演ごとに拡大し、今回は3万5千人もの来場者がさいたまスーパーアリーナに訪れた。以下、その興奮の模様をレポートする。
客席が360°囲むステージ~nqrseの影ナレでサプライズ

本公演は、会場中央に設置されたステージを客席が360°取り囲むスタジアムモードで開催された。ランウェイは中央ステージを挟んでアリーナの端から端を直線状に結ぶほどの長さ。それはただ広いだけでなく、参加者に「近い!」と感じさせる設計だ。

開演直前の17時には早くもサプライズが。イベントの影ナレを、ラッパー・歌い手・配信者であるnqrseが務めた。スクリーンにノイズ混じりのnqrseのアイコンが表示されると会場には大歓声が。筆者の周囲では「いい声!」「鳥肌立った!」といった叫び声も飛び交っていた。
やがてスクリーンにはしぐなるのオリジナルBGMを背景に、立花でこさんの描くキャラクターが今にも飛び出してきそうな迫力のあるオープニングアニメーションとして映し出された。


そしてついに『しぐなるわん -Signal One-』の幕が上がった。
過去最多! 司会も含めた総勢16名がステージに登場







スクリーン下から登場したのは、赤髪のとも、ぺいんと、らっだぁ。彼らがランウェイを歩き始めると、それぞれが客席に近づくにつれて、客席のペンライトは各メンバーのイメージカラーである赤、黄、青へと変化した。

司会のひげおやじも姿を見せ、「喉を温めようか! しぐなるわんを全力で楽しみたい方ー!」とイケボで叫ぶと、「イェーイ!」とアリーナが揺れた。

続いて、らっだぁが“客席のレベル”、ぺいんとが“性別”、赤髪のともが“出身地”で観客に呼びかけると、大きなレスポンスとともにペンライトが美しく揺れた。







ランウェイの端からはゲストが次々と登場。FB777、KIKKUN-MK-Ⅱ、あろまほっと、eoheoh、ぐちつぼ、しにがみ、ちーの、ぴくと、金豚きょー、鬱先生(まじめにヤバシティ)、シャークん、スマイルと、初参加を含む12名の人気配信者が中央ステージに集結。司会を含め総勢16名という大舞台となった。

なお、ぐちつぼは『しぐなるぜろ』においては丸く巨大なサボテン姿での参加だったが、今回はお面を着けたヒト形にフォルムチェンジして参戦。ちーのは人前に姿を現す事自体が初めてとのことで、まずはモフモフのフルフェイスマスクで登場したあと、お面姿で再登場した。
罰ゲームは不可避!? 熱戦のしぐなるコロシアム

最初のコーナーは「しぐなるコロシアム」。赤髪のともチーム(赤髪のとも、ちーの、ぺいんと、シャークん、KIKKUN-MK-Ⅱ、しにがみ、ぴくと、eoheoh)と、らっだぁチーム(らっだぁ、鬱先生、FB777、あろまほっと、金豚きょー、ぐちつぼ、スマイル)に分かれ、負けたチームには罰ゲームが待つ対決だ。

初戦は「曲当てジェスチャー」。各チームから指名された2名ずつが回答者となり、チームメイトがお題の楽曲をジェスチャーで表現し、3分間でできるだけ多くの曲名を当てる。





赤髪のともチームは4問、らっだぁチームは3問正解だったが、鬱先生が四つん這いになって「犬のおまわりさん」を表現するなどで芸術点を獲得し、引き分けに。


結果、両チームが「バルーンボム」の罰ゲームを受けた。恐怖を隠し切れない鬱先生のリアクション、そしてFB777はその衝撃にその場で倒れ込み、ぺいんとが一時的に何も聞こえなくなる(?)場面に、会場は爆笑に包まれた。








二戦目は「タイピング」対決。ただし、回答者がキーボードを打つ中、対戦相手が任意のタイミングで電流を流す妨害付き。

「エンター(キー)が押せない!」などの悲鳴が上がり、ぐちつぼの言葉を借りれば“タイピングどころの騒ぎじゃない”状態だった。





結果は同点で、指名されたしにがみと金豚きょーが「ギリビリイス(怪我しないギリギリのビリビリ椅子)」の罰を受けた。その電流で、しにがみは宙に舞い、金豚きょーは椅子から転げ落ちながら「オムツ買ってきて!」と絶叫。彼らの姿に会場は更なる盛り上がりをみせる。









三戦目は「2択クイズ」。参加者全員がステージ中央に並び、出題された問題の正解を予想し選択肢に向かって一斉にジャンプする。床面のLEDを活かしたゲームだ。




「アメリカの首都」を選ぶ常識問題から、「赤髪のとものYouTube初投稿は2010年より前か後か」など、“間違えると気まずい”問題まで出題された。不正解者が次々脱落していく中、このゲームではぐちつぼが最後まで残り、らっだぁチームが勝利した。


しかし罰ゲームはまたしても両チームに対して行われることとなる。ひげおやじが「らっだぁさんが飛ぶところ見たいですかー」と客席を煽った結果、赤髪のともに加えてらっだぁまでも「スーパーフライングアリーナ」の罰を受けることが決定。



両者それぞれが、ランウェイの両端からくす玉に乗って上空高く吊り上げられた。足元のくす玉が割れてあらわれた垂れ幕には「来てくれてありがとう」「今日は最後まで楽しんでね」のメッセージ。赤髪のともは高さに怯えつつ「いちばん上の席の人と目が合った!」と興奮気味に感想を伝えた。



まさかの仲間割れも!? 暗記deしぐなるの挑戦

続いてのコーナーは「ご褒美をかけた暗記deしぐなる」。このゲームは参加者15人全員で床面パネルの位置を暗記し、本人が実際に移動する形式で行われた。全問正解するとタイトル通り“ご褒美”として100万円(頭割り)が贈呈される。初級ではパネルに移動する人数が算用数字で表されていたが、上級では漢数字が混ざってくるなど、ゲームを進めるにつれ確実に難易度が上がった。






中盤では「赤・黄・青」のタスキの色に従って移動する問題も登場。ステージは混乱を極め、参加者同士で仲間割れが起きそうな場面もみられた。



しかし結果的にはメンバー全員が最後まで協力し、全問正解で見事100万円を獲得。客席もステージの熱狂と変わらぬ熱量で沸き立った。


しぐなるラウンジで司会までも「ギリビリイス」の餌食に

幕間では、ゲーム実況者グループの「まじめにヤバシティ」による応援動画がスクリーンで流れ、大喜利コーナーが展開。「赤髪のともがこの休憩中にやってそうなこと」では、トントンが「スタッフに説教」、ゾムが「共演者に説教」と大胆な回答を出し、ショッピは「ピラティス」とナナメ上を行く回答で観客の笑いを誘った。

ほどなくして参加者がステージに戻ると、いよいよ最後の「しぐなるラウンジ」がスタート。ここではお題に対し回答者全員で答えを合わせることが要求される。もし失敗すると、連帯責任で電流の罰ゲームを受けることとなる。ただし個性的すぎる回答で「逆MVP」に選ばれてしまうと、単独でのギリビリイスの重罰が待っている。






「暑い日に食べたくなる物」ではFB777が「ラーメン」、「卵料理」ではあろまほっとが「ピータン」と答え、ギリビリイスの餌食に。一方、「この中で一番モテそうな実況者」では、ぐちつぼが「ぴくと」と絵で回答したが、よく見るとその顔にはトゲトゲが。まさかのエゴを出してしまったためギリビリイスを食らった。






さらに、お題で“回答を誘導したかのような発言”をしたとされる司会のひげおやじまでもがギリビリイスの刑に処される場面もあり、爆笑の渦は止まることが無かった。


トロッコ3台でより観客のそばに!フィナーレの輝き


フィナーレでは、トロッコ3台が登場!それぞれに参加者が乗り込んで、アリーナ席とスタンド席間の通路を1周した。「本日は楽しかったです!」「最高!」など一人ひとりが感想を述べ、観客に向かって各々のイラストが描かれた赤・黄・青のゴムボールを投げた。












ゲストと司会のひげおやじが退場後、残った赤髪のとも、ぺいんと、らっだぁの3人と観客全員によるラストコールが行われる。







「しぐなるわーん!」の掛け声が響くと、きらびやかな銀テープと2万個の風船が視界全体に舞った。光と大歓声に包まれつつ、3時間以上にわたった笑いと興奮のイベントは幕を閉じた。







ステージを360°囲む客席には、「しぐなる」の絆を輝かせるように赤、青、黄のペンライトが最後まで揺れていた。あの光景は会場を訪れた3万5千人によって生み出されたものであることを胸に、このレポートを締めくくりたい。







***********************************
現在しぐなるわんオフィシャルグッズストアでは一部のグッズの在庫販売を行っております。期間は2025年6月30日23:59までとなります。
ただし、販売期間内でも予定数に達し次第販売終了となります。あらかじめご了承ください。
しぐなるわんオフィシャルグッズストア→ https://signalone.stores.jp/
しぐなるわんグッズ紹介動画→ https://youtu.be/MJrz3L4Ux9E?si=SsE6PBAxZw0p8Noj [リンク]
![]()
***********************************
関連記事
■【フォトレポート】赤髪のとも・ぺいんと・らっだぁ主催『しぐなるわん』追加写真
https://getnews.jp/archives/3623586 [リンク]
■【ファングッズ写真】赤髪のとも・ぺいんと・らっだぁ主催『しぐなるわん』【フォトレポート】
https://getnews.jp/archives/3623769 [リンク]

※文中敬称略
(取材・平原学 / 写真・周二郎、立花奈央子、猪狩健太郎、オサダコウジ)

ウェブサイト: https://getnews.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。