「シン・ハママツ計画」で観光客は増えた? →浜松市を直撃

浜松市を含む12市町村の合併20周年及び『新世紀エヴァンゲリオン』TV放送開始30周年となる2025年。

【速報】エヴァ初号機の立像お披露目 浜松市とコラボ観光事業(YouTube)
https://youtu.be/nZm3bm3kznA

これらを記念して浜松市とアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』がタッグを組んだプロジェクト「シン・ハママツ計画」が先月始動しました。


https://x.com/et_train/status/1915667359794442535

浜松市の担当者にシン・ハママツ計画についてお聞きしました。

――シン‧ハママツ計画とは、アニメ&鉄道ファンをターゲットとした町おこしなのでしょうか?

担当者:浜松市天竜区にある天竜二俣駅は、新劇場版シリーズの第4部であり、完結編となる『シン・エヴァンゲリオン劇場版』に登場する「第3村」のモデル地の1つとなり、大きな注目を集めました。

この計画は、大阪・関西万博にあわせて来日する観光客や国内のアニメファンに向け、天竜エリアはもちろんのこと、浜松の持つ文化や観光の魅力を『新世紀エヴァンゲリオン』を通じて再発見いただき、特別な思い出づくりを提供することを目指した計画です。

――シン‧ハママツ計画にはどのくらい浜松市の予算を投入されたのでしょうか?

担当者:本事業は、浜松市令和6年度2月補正におけるアニメコンテンツを活用した誘客促進事業として、4200万円にて事業を実施することとしています。国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用し、エヴァンゲリオン初号機立像の設置、人類乗車計画2025スタンプラリーのほか、市内飲食店・物販店とのコラボレーションメニューの開発・販売支援などの実施を予定しています。

――シン‧ハママツ計画を目的とした観光客はこれまでにどの程度浜松市を訪れたのでしょうか?

担当者:想定以上に多くの観光客に来訪いただき、手ごたえとともにエヴァンゲリオンの影響力の大きさを改めて感じています。ゴールデンウィーク期間にも、多くのお客様がお見えになり、天竜二俣駅をはじめとする「人類乗車計画2025スタンプラリー」のスポットをめぐっていただいています。浜松市役所のエヴァンゲリオン立像には連日1000人を超える方にお越しいただき、6~7割の方が浜松市外からの来訪者でした。「第3村」のモデル地の一つである天竜二俣駅にも多くの方が訪れ、「転車台ツアー」では夜の見学ツアーも含め、満員となったと聞いています。

――シン‧ハママツ計画による経済効果はどの程度期待されていますか?

担当者:観光はすそ野の広い産業であり、シン・ハママツ計画の実施に伴い、飲食や宿泊、交通、お土産購入など、多くの消費が生まれることを期待しています。2025年4月20日から2026年2月28日までの経済波及効果については、計画期間終了後に計測することとしています。


https://x.com/tenhamasen/status/1922144297241002374

――ラッピング電車やスタンプラリーなど現在公表されている企画以外にも未発表の企画はまだあるのでしょうか?

担当者:事業期間の後半には、市内飲食店・物販店と連携したコラボメニュー・商品の開発・販売支援や連携イベント等を実施予定ですので、公式HPをチェックしてみてください。

シン・ハママツ計画公式サイト
https://shin-hamamatsu-keikaku2025.jp/[リンク]

――どうもありがとうございました。

※画像:YouTubeより引用
https://www.youtube.com/watch?v=nZm3bm3kznA

(執筆者: 6PAC)

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