みんなの銀行デザインの現在地vol.4 コミュニケーションデザインチーム

こんにちは、みんなの銀行コミュニケーションデザインチームリーダーの後藤です。
「みんなの銀行デザインの現在地」の4本目となる本記事では「コミュニケーションデザインチーム」についてご紹介します。
今回は、同じようにインハウスでデザイナーをされている方、制作会社でデザイナーをされている方、転職を考えているデザイナーの方々に私たちの考え方や働き方について、知っていただければと思っています。
コミュニケーションデザインチームの概要

コミュニケーションデザインチームは、クリエイティブの力で、ユーザーにサービスの魅力を伝え「みんなの銀行」のファンを創る組織です。
主な活動は、みんなの銀行のユーザー接点となるWebサイト、広告・プロモーションやリアルイベントなど、アプリ以外のすべてのタッチポイントにおけるクリエイティブの制作やディレクションになります。投下していく広告のチャネルの特性・文脈など、あらゆる角度で見てもらうことを想定しながら、クリエイティブをデザインします。
みんなの銀行を知らない方から、日ごろご愛用いただいているユーザーまで、さまざまなお客さまとの接点を日々つないでいくことで、渾身の想いで作り上げた「みんなの銀行」を少しでも多くのユーザーに気になってもらうための入り口をつくるという重要なミッションを担っています。
また、創業当初からデザインの内製化に対するこだわりが強く、大部分を内部でコントロールしています。
デザイングループとマーケティンググループが近い距離感で連携することで、中長期を見据えた一貫性のあるマーケティング施策を行うことができます。プロダクトとマーケティングを一貫することで、ユーザー起点となるサービスを作れると考えています。
まだまだ「みんなの銀行」ブランドの礎を築き上げていく途中ですので、なるべくアウトソースせずに自分たちが責任持って道標を作っていかないといけないと考えています。
コミュニケーションデザインチームの仕事
クリエイティブの制作は、短期間で効果改善を回すモノから、長期に渡ってコンテンツ制作行うモノまで様々ですが、基本的にはアートディレクターとデザイナーのミニマムなユニットで進行します。
案件によっては、サービスデザイナーやプロダクトデザイナーと協力しながら、課題探索や企画設計などを上流からワンストップでアウトプットすることもあります。

①広告制作
実店舗のない銀行のため、こちらから積極的にコミュニケーションを発信しないと、当然私たちのことを知ってもらえません。デジタルアナログ問わず、静止画・動画、必要なチャネルの広告をたくさん作ります。知ってもらうきっかけとなるアクイジション(獲得する)から、継続を狙うリテンション(維持する)の施策など通年を通して画策しています。
いかに数字が取れて、いかに「みんなの銀行」らしい広告を作れるか、トライアンドエラーを重ねていきます。

②オウンドコンテンツやグッズの制作
社内で運用しているWEBページの作成・改修、リアルイベントにグッズ制作など、さまざまな部署と連携し、目の前にある課題に対して、コミュニケーションデザインを活かしたソリューションを図っていきます。


①・②の広告・WEBサイト・SNSなど様々なチャネルから発信されるアウトプットを俯瞰して、みんなの銀行のブランドコントロールも自らで担っています。ユーザーから見た時に、ブランドとして一貫性があるか。また、一貫性のこだわりだけでなく時代の変化に対応できているか、アウトプットを振り返りながら日々検証しています。
コミュニケーションデザインチームの大事にしていること
『伝えたいこと』を伝えるだけじゃなく『どう思われたいか=佇まい』も伝える
ユーザーに対して効率良く情報を伝達することはもちろん、『ユーザーにどう思われたいか』についても並行して構築・設計していく必要があります。日々絶え間なく生みだしていくユーザーへのアウトプットを振り返り、自分たちが表現していきたいみんなの銀行像とはなんなのか、トライアンドエラーを繰り返しながら、常にみんなの銀行『らしさ』を探求しています。
全社の動きと合わせた、スピードとクオリティのコントロール
デザイングループはリソースを投下する上で、今のみんなの銀行にとって必要な課題に対して全社で見極めながらリソースを配分していきます。コミュニケーションデザイナーとして、作るもの全てを完璧に美しく世に出したいところですが、時には限られた条件・スピード感での最適なアウトプットを導き出すことも必要だと考えています。
今後の展望
守備範囲の広いチームへ
みんなの銀行のサービスに関する制作物に限らず、社内コミュニケーションを活性化するためのモノづくりも行っています。
またみんなの銀行のコミュニケーションデザインチームのメンバーは、同じくふくおかフィナンシャルグループの傘下であるiBankマーケティングの仕事を兼務しています。iBankマーケティングではグループのクリエイティブ制作を担当しているので、コミュニケーションデザインチームでは、みんなの銀行だけに留まらず、グループの広告制作や、グループのお取引きさまの営業支援として様々なジャンルの制作に挑戦することができます。 銀行に特化したエージェンシーとしても幅広く展開していきます。

日々多くのアウトプットの上で議論を重ね、多くの失敗も重ねながら地道なトライアンドエラーをメンバー全員で実践しています。
銀行の中で私たちのチームだからこそできることを探求し、コミュニケーションデザイナーとしての価値を一緒に底上げしていける仲間を募集しています!
※この記事はオウンドメディア『みんなの銀行 公式note』(2025年3月13日時点)からの転載です。
(執筆者: みんなの銀行)

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