アメリカの野球ファンを驚かせたキヤノンのボリュメトリックビデオシステム

今年3月、メジャーリーグベースボール(MLB)のシカゴ・カブスとロサンゼルス・ドジャースが来日して、東京シリーズが開催されました。

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東京シリーズ開催中にアメリカの野球ファンの間で話題となったのが、2023年に東京ドームが導入したボリュメトリックビデオシステムによるリプレイ映像です。

キヤノン株式会社が開発したボリュメトリックビデオシステムは、バッティング、走塁、守備連携など、プレイ中の様々なシーンのリプレイ映像を、360度のカメラワークで制作することを可能にしています。

キヤノンの担当者によれば「東京ドームにおけるボリュメトリックビデオシステムの現状ですが、昨シーズンは101台のキヤノン製カメラが設置されていましたが、今シーズンからは125台に増やして対応をしております」ということです。

MLBの公式SNSで紹介されるなどアメリカでの注目度が高まったことについては「今回、アメリカの野球ファンの皆さまにも知っていただくきっかけとなりとてもうれしく思っております。野球観戦の新たな楽しみ方を野球ファンに届けられるよう、引き続き取り組んでまいります」と話してくれました。

現在ボリュメトリックビデオシステムが導入されているのは東京ドームだけということですが、今後日本人選手が所属しているMLBチームのホーム球場に導入されるようになるのかもしれません。

【関連記事】野球ゲームでもAIでもないリプレイ映像に驚くアメリカの野球ファン
https://getnews.jp/archives/3606846[リンク]

※画像:キヤノン株式会社提供

(執筆者: 6PAC)

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