【神奈川県】「横浜みなとみらいホール」でバッハ演奏の巨匠・鈴木雅明氏のオルガン・リサイタル!
「横浜みなとみらいホール」では、第一線で活躍するオルガニストを紹介する「オルガン・リサイタル・シリーズ」の48回目公演を6月5日(木)に開催する。
チケットは、横浜みなとみらいホールチケットセンターにて購入可能。全席指定で、料金は一般が4,500円、大学生と障がい者手帳を持っている人が3,000円、高校生以下が2,500円となっている。なお、未就学児は入場できない。
バッハ演奏の第一人者・鈴木雅明氏が初登場

鈴木雅明氏 ©Marco Borggreve
48回目となる「オルガン・リサイタル・シリーズ」には、バッハ作品の演奏が国際的に高く評価され、国内外で引く手あまたの鈴木雅明氏が登場する。
鈴木氏は、1990年に「バッハ・コレギウム・ジャパン(以下、BCJ)」を創設して以来、バッハ演奏の第一人者として世界的に高く評価されている。
指揮者やチェンバロ奏者、音楽監督と、音楽家として様々な顔を持つ鈴木氏が、今回はオルガン奏者として、「オルガン・リサイタル・シリーズ」に初めて登場。当初予定されていた2024年3月から約1年の期間を経て、熟成されたステージを届ける。
演奏&歌唱で贈る『クラヴィーア練習曲集 第3部』
同公演では、バッハのオルガン作品の中でも「ドイツ・オルガン・ミサ」という通称を持つ『クラヴィーア練習曲集 第3部』から、ペダル付きコラールを全曲披露。1739年に出版された同作は、オルガンの演奏技法、そしてバッハ自身のオルガン音楽の総決算としての意味合いを持っているそう。
この大曲を、鈴木氏が「横浜みなとみらいホール」のパイプオルガン“ルーシー”で演奏。BCJの精鋭メンバー4名によるコラール歌唱と共に披露する。
パイプオルガン“ルーシー”

©平舘平
「横浜みなとみらいホール」のパイプオルガン“ルーシー”は、アメリカ、C.B.フィスク社製。輝くような明るい音色にふさわしく、「光」を意味するラテン語“lux”に由来する“ルーシー”という愛称で親しまれている。ホンジュラス・マホガニー製のケースには、横浜にちなんだカモメの彫刻が施されている。
“ルーシー”は、現代のコンサートホールにおけるオルガンの理想を追求して設計されているため、バッハ以前の時代から現代に至る多種多様なオルガン曲を、それぞれの時代にふさわしい音色で演奏することができるそう。
「横浜みなとみらいホール」では、“ルーシー”の音色を楽しめるさまざまな公演を開催。年6回開催の「オルガン・1ドルコンサート」、年3回開催の「オルガン・1アワーコンサート」のほか、「新作オルガン協奏曲特別演奏会」「クリスマス・パイプオルガン・コンサート2025」などがある。詳細は、同ホール公式WEBサイトで確認を。
鈴木氏は、過去のインタビューで“ルーシー”について「シンフォニックで、大きな可能性を持った楽器」と語った。自身の専門分野であるバッハの作品を、4632本のパイプを持つ“ルーシー”でどのように奏でるのか注目だ。
音楽的、歴史的にも重要な意味を持ち、バッハの最高峰といえるオルガン作品を、世界第一級と認められている名コンビの演奏で楽しんでみては。
■オルガン・リサイタル・シリーズ48 鈴木雅明 オルガン・リサイタル
日時:6月5日(木) 19:00開演(18:20開場)
会場:横浜みなとみらいホール 大ホール
住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい2丁目3-6
詳細:https://yokohama-minatomiraihall.jp/concert/archive/recommend/2025/06/3765.html
「横浜みなとみらいホール」公式WEBサイト:https://yokohama-minatomiraihall.jp
(Higuchi)
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