【京都府与謝野町】丹後で楽しい木育体験を!「第2回 丹後WOOD FESTIVAL」3月16日に開催


普段は京都市内を中心に、地域の情報を発信しているライター・紫原。今回は京都市を飛び出して、京都府北部の与謝郡与謝野町へ。同町の阿蘇シーサイドパークにて3月16日(日)に開催される「第2回 丹後WOOD FESTIVAL」の魅力をお届けする。

丹後の木材に触れて親しむ機会づくりに

さまざまな生き物や植物を育む森林は、生物多様性の保全に欠かせない存在だ。また、地球温暖化の防止や豊かな海づくりといった環境保護の分野で果たす役割も大きい。

そんな森林空間を持続的に維持していくには、資源のひとつである木材の活用が重要なポイントとなる。例えば地元の林業や木材産業を通じて木材の利用が進めば、森林そのものが安全に整備されるだけでなく、周辺の川や海もより豊かになる。同時に地産地消が促進され、地域の産業や経済の活性化にもつながるだろう。

こうした背景から、京都府丹後広域振興局は2024年に丹後の森や木材の魅力を伝える「丹後WOOD FESTIVAL」を主催。

そして今年も「第2回 丹後WOOD FESTIVAL」を開催し、地元の木を使った木育体験の機会を提供する。丹後産木材を積極的に利用する素材生産者・製材業者・工務店などの木材サプライチェーングループ「SC丹後の木」も引き続き協力しており、まさに地域を上げたイベントとなっている。

大人から子供まで楽しめるイベント

「第2回 丹後WOOD FESTIVAL」では、体験エリア、物販エリア、飲食エリア、広報合わせて40店舗以上が出店予定。木工品の展示即売や木工体験のワークショップが実施されるほか、丹後ならではのフードも販売される。

また、木育キッズスペースでは木の玉プールや積み木が用意されていて、小さな子どもも木とたくさん触れ合えるのが嬉しい。


さて、ここからはエリアごとに出店者の一部をご紹介しよう。

【体験エリア】では、地元の業者や団体が木材に慣れ親しめるように多彩な企画を用意している。実際に木材が加工されるところを見たり、自分の手で木工品を作ったりできるとあって、子どもはもちろん大人にとってもきっと貴重な経験となるはず。

チェーンソーアート倶楽部京丹後

チェーンソーアート倶楽部京丹後(チェーンソーアートの実演)/上宮津・杉山エコガイドの会(杉山の写真・木工品の展示、山椒辛皮あられ)/にっちゃんの絵本コーナー(絵本の読み聞かせ)/林業女子会@京都(北山杉のマグネット・キーホルダーづくり)/森と暮らす子ども時間(木の枝や笹でお箸やストローづくり)

家づくりワークショップ

よさの作事組(丹後産木材を使った家づくりワークショップ)/よさの三四の森の会(薪割り体験、シイタケ植菌体験)/有限会社植田建築・スタジオき(京都府産木材を使った家づくりパネル展示)/京都府立丹後海と星の見える丘公園(剪定で生じた枝木を使って工作)/setuca〈株式会社杉建〉(木を使ったワークショップ)など。

【物販エリア】には、地元産の素材を活かした製品がずらりと並ぶ。自分用にはもちろん、家族や友人などへのお土産にもぴったりだ。

nuno.sewing.

nuno.sewing.(木の家具やインテリアに馴染む手縫い布小物)/MAEDA OLIVE FARM(自家栽培のオリーブ)

ギフトショップのせ

ギフトショップのせ(自然にあふれる素材を使った暮らしの道具)/あいあむてん(手作り編み物・地元の木を使った木工品)

tsunagu~つなぐ~

tsunagu~つなぐ~(地元の木とコラボしたアロマ・オルゴナイト)/木製品ショップ休丸(地域産の木工品、木工体験)

織元tangoumetoku 丹後梅徳

織元tangoumetoku 丹後梅徳(丹後ちりめん・つまみ細工・アクセサリー)/無印良品エール峰山(木のおもちゃ・鉛筆・駄菓子・バウムクーヘン)

SAPO JAPAN

SAPO JAPAN(丹後産素材の石けん・木の器のソイキャンドル)/株式会社プラヂナー(地元鉄工所で製作した薪ストーブを紹介)/asowood(職人の技術を使った与謝野町産材の木工品を展示)など。

お腹が空いたら、キッチンカーや露店を目指して【飲食店エリア】に向かおう。どれも地元の食材を活かしたこだわりのフードばかり。

キッチンカーイルクオーレ

食事系メニューは、お弁当から軽食まで幅広いラインナップから選べるのが醍醐味だ。
例えばキッチンカーイルクオーレ(丹後産のごぼうを使って木に見立てたメニュー)、雷来軒(地域野菜やジビエ、地鶏のラーメン)、Bancarella Diletto(丹後産食材使用のピッツァ)

焔(伊根町産の卵、自家栽培のお米、キャベツを使ったタコ焼き・お好み焼き)、ヒカリカナウの幸せクッキング隊(地元食材のお弁当)、ピクニックカフェTEO-TORI マ・ルート(地元野菜を使ったお弁当やサンドイッチ)

BiS Dogg

BiS Dogg(ホットドッグ・クラフトドリンク)、キッチンロコロコ(丹後の塩を使ったフライドポテト)、からあげキッチンカー小まる(京都産モモ肉使用の唐揚げ)など。

京花食 kyokasyoku

もちろん、スイーツも見逃せない。京花食 kyokasyoku(エディブルフラワーやハーブを使ったお菓子)、

KYOTO TANGOお米のベビーカステラ

KYOTO TANGOお米のベビーカステラ(丹後産米粉使用のベビーカステラ)、ピンクキャッ
ト(米粉使用のたい焼き)

ふーどとらっくchocotto

ふーどとらっくchocotto(丹後産牛乳使用のベビーカステラ)など、別腹もばっちり満たされること間違いなし。

まだ、名もなきレモネード

ひと休みしたい時には美山福寿庵(前日焙煎の新鮮なコーヒー)やエグcafé(与謝娘酒造の仕込み水で淹れるコーヒーや紅茶)、まだ、名もなきレモネード(ハチミツとレモンを使った自家製レモネード)のドリンクをお供にどうぞ。

イベント概要

「第2回 丹後WOOD FESTIVAL」の開催日時は、3月16日(日)の10時から15時30分まで。

会場の阿蘇シーサイドパークには無料駐車場があり、近辺では岩滝体育館駐車場と岩滝町駐車場も無料で利用可能だ。

ちなみに阿蘇シーサイドパークの東側はちょうど阿蘇海に面しており、天橋立を横一文字に見渡せる絶好のビューポイントでもある。イベントと併せて、天橋立の雄大な景色もぜひ見ておきたいところ。またパーク内には広々とした芝生広場や遊具エリアなど遊び場も充実しているので、イベント前後に立ち寄るのもおすすめ。

本イベントは入場料無料だが、販売及び一部ワークショップの参加に関しては有料となる。

また、会場内の飲食で利用できるイスやテーブルの数には限りがあるため、レジャーシート類の持参が推奨されている。そしてゴミはできるだけ各自で持ち帰り、出展者や主催者、地域への負担を減らすように心がけよう。

なお、天候や諸事情により、イベント内容が変更になる場合がある。また、当日の朝に大雨や暴風などの警報あるいは雷注意報が出た場合は中止になるため、注意してほしい。

春先のお出かけ計画として、木育体験を通じて地域への理解も深まる与謝野町のイベントを候補に入れてみて。

■第2回丹後WOOD FESTIVAL
会場:阿蘇シーサイドパーク
住所:京都府与謝郡与謝野町字岩滝

イベント詳細ページ:https://www.pref.kyoto.jp/tango/forest/2mokufes.html

ライタープロフィール

紫原もこ
生まれも育ちも京都のWebライター。とはいえ京都についてはまだまだ勉強中。趣味は観劇、美術館・神社仏閣巡り。

   

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