タイラー・ザ・クリエイター、公の場で“変な質問”をするのをやめるようファンに求める

　【クロマコピア・ツアー】の米ロサンゼルス公演を6回終えたばかりのタイラー・ザ・クリエイターが、ファンにあるお願いがあることをXで明かした。

　現地時間2025年2月24日、タイラーは、外出先で彼を見かけたファンに対し、“変な質問”をしないでほしいと呼びかけた。要するに、彼は挨拶をしたら、そっとしておいてほしいそうだ。

　「みんな、俺のことを見かけたら、“どうして大都市にいるんだ……ここに家を借りているのか……これからどこへ行くのか”など変な質問をするのはやめてくれ。俺は君の友達じゃないし、君は警察か？変な質問だよ……俺は散歩を続けたいから、挨拶して少し会話をしたら、みんなもいつも通りにして欲しい（笑）」と彼は投稿している。

　だが、一部のファンは彼の要求に納得できないようだ。というのも、過去に彼は一緒に写真を撮るよりもファンと会話をしたいと伝えていたとされるからだ。このため、「実際に会った時に、写真を撮るより会話をするほうが好きって言ってたのに、世間話をしようとしたらそれもダメなの？」と疑問を投げかけるファンや以前タイラーに「フランクがどこにいるのか聞いたら、“俺は仮釈放係官じゃないから知らない”って返された」というエピソードを明かしたファンもいた。

　タイラーはこれまでにも、ステージに物を投げないようにと訴えたり、ミッシー・エリオットのディスコグラフィーをチェックするようにと勧めたりするなど、ファンにさまざまなリクエストをしてきた。

　【グラミー賞】受賞ラッパーである彼は現在、【クロマコピア・ツアー】の真っ最中で、地元の米カリフォルニア州を回った後、オレゴン州ポートランド、カナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバー、シアトルへと向かう。『クロマコピア』は、タイラーにとって3作目の全米No.1アルバムとなり、昨年11月に米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で、初週に499,500ユニットを記録し、首位を獲得した。

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