「冒険教室」国語・音楽・アート編が3月より開講。小学生が自分力を育てる体験型教室。


小学生が人生の「冒険の旅」を体験できる「みんなの冒険教室」では、「国語・音楽・アートの冒険教室~物語を作ろう編~」を3月23日(日)より開講する。

子どもの「好き」を育む体験型教室

若い世代が将来に希望を持ちにくい現代。不登校やひきこもり、若年無業者など、生きづらさを抱える子どもや若者の課題は多様化している。

「みんなの冒険教室」代表の齋藤ちかこ氏は、教育現場で1300組以上の保護者・生徒面談を行う中で、「夢や希望がない」「好きなことがわからない」と嘆く子どもたちと向き合ってきた。

そんな子どもたちに「自分の好きなことをして輝いている大人」と出会う機会を提供したいとの思いから、「みんなの冒険教室」を運営。様々なジャンルのプロと学び、体験することで、自分の中にある「好き・楽しい・つまらない・嫌い」に気づく冒険を楽しむ場を作り上げている。

原点は教育現場で感じた違和感

過去の授業:バイオリン徹底解剖編

齋藤氏が「みんなの冒険教室」を立ち上げた背景には、自身の体験があるそう。

子どもの頃、自分の好きなことを周囲に言えず、本当の自分を隠していた過去や、大学受験時に先生から夢を否定されたように感じた経験。教育現場で悩む子どもたちと自身の姿が重なり、「子どもたちが自分の好きややりたいことに気づける世界を作りたい」と考えるようになった。

これまで「みんなの冒険教室」では、アートやサイエンス、歴史、国語、算数など幅広い授業を展開。リピート参加する子どもたちも多く、講師陣には広告宣伝や映画監督などで活躍するアートディレクター・千原徹也氏ら現役プロが揃っている。

3月から国語・音楽・アート編が開講


3月23日(日)からは「国語・音楽・アート冒険教室」を開催。4回にわたる授業では、物語作りから作詞・作曲、アート作品制作までを体験できる。

「考える力」「書く力」「想像する力」を育て、自分だけの「好き」や「楽しい」を探求するような内容だ。

田丸 雅智先生(小説家・ショートショート作家)

1回目は物語作り。小説家の田丸雅智氏とともに、身近なものからヒントを得て短い物語を創作する。

2回目以降では、その物語を基に作詞・作曲を行う。4回目では、今までの授業で作った物語と曲を元に、その世界観を表現したアート作品を完成させる。

次回開催情報について

黒木 渚先生(音楽家・シンガーソングライター/小説家)

第2回、第3回目に実施する作詞・作曲体験編では、シンガーソングライター黒木渚氏を迎え、4月・5月に開催。自分で作った物語文を基にした歌詞と曲作りを体験できる。

栗崎 洋先生(アートディレクター/グラフィックデザイナー)

第4回となるアート作品制作編は、6月に開催し、講師はアートディレクター栗崎洋氏が担当。作った物語と曲から世界観を表現したアート作品を制作する。

なお、そのほか様々な授業を開講中だ。

親子で参加できるイベントも開催

「みんなの冒険教室」は、東京都内で月1回程度開催される授業が親子参加型イベントとしても注目を集めている。

親子ペアで創作活動を行う授業や、親が見守る中で子どもだけが参加する授業も展開。これまで、「免疫学博士と学ぶ免疫・細胞編」「吉本芸人×歴史から学ぶ戦国時代」「アートディレクターと楽しむロゴ作り体験」など、多彩なプログラムを実施してきた。

みんなの冒険教室代表・齋藤ちかこ氏

みんなの冒険教室代表 / 教育クリエイター 齋藤ちかこ氏

「みんなの冒険教室」代表の齋藤ちかこ氏は、中学・高校教員免許を持ち、大手学習塾や学童など教育現場で15年以上勤務。多くの親子と関わりながら、「これからの学び」を模索し続けている。既存の教育だけでは満足せず、新しい形の学びを提供するためイベント開催にも力を注ぐ人物だ。

子どもたちの自己発見のきっかけづくりに「みんなの冒険教室」へ参加してみては。

■「国語・音楽・アートの冒険教室~物語を作ろう編~」開催概要
住所:東京都渋谷区渋谷1-4-13 渋谷董友ビル
参加申し込みサイト:https://boukenkyoushitsu.peatix.com

(丸本チャ子)

  1. HOME
  2. 生活・趣味
  3. 「冒険教室」国語・音楽・アート編が3月より開講。小学生が自分力を育てる体験型教室。
ストレートプレス

ストレートプレス

ストレートプレスは、トレンドに敏感な生活者へ向けたニュースサイトです。ファッション、ビューティー、ライフスタイル、モノの最新情報を“ストレート”に発信します。

ウェブサイト: http://straightpress.jp

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。