【東京都千代田区】子どものいない人同士で老後の不安や課題について考えるシンポジウム開催
WINK(Wellbeing Institute for No Kids)は、設立4周年を記念して、3月9日(日)13:00~15:30に、九段下ファミーユ8階B-804にて、「『老後ひとり難民時代』を生き抜く ~自分で取り組むこと、社会で取り組むこと~」と題したシンポジウムを開催する。
子どものいない人の老後の不安や課題について考える
近年、「老後ひとり難民」という言葉を耳にすることが増えてきた。特に子どものいない人々にとって、身元保証の問題や老後の備えは大きな課題だ。
同シンポジウムでは、専門家の基調講演をもとに、子どものいないライフスタイルを歩む人同士で、直面する老後の不安や課題について、「どんなリスクがあるのか」「自分たちで備えられることは何か」「社会に何を求めるか」といったことを、対話を通じて考える。
基調講演には、単身高齢者問題の専門家であり、2024年に『老後ひとり難民』を出版した沢村香苗氏を迎え、具体的な備えや身元保証の問題について話をしてもらう。
識者の話を聞くだけでなく、当事者同士の話し合いの場を設けることで、より実践的な知見が生まれてくることが期待される。
シンポジウム概要
同シンポジウムの対象者は、子どものいない人で、老後に対して不安を感じている人、職場や地域に限られないつながりを求める人。
当日は、挨拶・WINKの紹介の後、沢村香苗氏による基調講演を実施し、休憩をはさんで、お茶を飲みながら、くつろいだ雰囲気のなかで対話会を開催。その後、共有・質疑応答の時間が設けられ、クロージングとなる。終了後は、30分ほど交流会が実施される。
参加費は、一般3,800円、ペア割6,000円(2名分)。
また、リアルで参加できない人のために、3月20日(木・祝)10:00~12:00にはオンライン(Zoom)でもでも開催される。費用は3,000円。オンライン開催は、3月9日(日)の基調講演の録画を視聴後に、対話時間が設けられる。会場開催時の参加者は、無料でオンラインにも参加できる。詳しい情報や申し込みは、詳細ページで確認を。
沢村香苗氏のプロフィール
基調講演を行う沢村香苗氏は、1999年に東京大学文学部行動文化学科心理学専攻を卒業、2004年に東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻博士課程単位取得済み退学。保健学博士・精神保健福祉士・公認心理師の資格を持つ。
研究機関勤務を経て、2014年に日本総合研究所に入社。研究・専門分野は高齢者心理学、消費者行動論で、「高齢者の身元保証人、身元保証等高齢者サポート事業に関する調査研究」や「高齢者とのコミュニケーションチャネル構築プロジェクト(不動産、日用品、通信)」など、単身高齢者問題に関する実績が多数ある。
書籍に、『自治体・地域で出来る!シニアのデジタル化が拓く豊かな未来』(学陽書房)、『多様な支援事例でつかむ 自治体が直面する高齢者身元保証問題の突破口』(第一法規)、『老後ひとり難民』(幻冬舎)などがある。
子どもがいない老後の不安や課題について考えるシンポジウムに参加してみては。
イベント詳細・申込:https://wink.jp.net/wp/2025/01/11/wink4th-anniversary
■九段下ファミーユ
住所:東京都千代田区飯田橋2-1-2
(yukari)
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