【青森県旧森田村(つがる市)】長く紡がれてきた暮らしの中で
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青森県旧森田村(つがる市)
日本中では目まぐるしく、日々いろんなイベントがひらかれている。「そんな日本には、どのような土地があるのだろう」と、写真家として活動している私(仁科勝介)は、“平成の大合併”時に残っていた、旧市町村をすべて巡る旅に出た。その数は2000を超える。
今回、地域や自治体、企業の取り組み、新商品などの情報を発信するニュースサイト「ストレートプレス」で、それらを紹介する機会をいただいたので、写真を添えて連載をスタートした。
「ストレートプレス」内に登場するローカルな市町村と、関係があるかもしれない。
今回は、青森県旧森田村(つがる市)を写真とともに紹介する。
Vol.399/青森県旧森田村(つがる市)
次にやって来たのは旧森田村。旧柏村と同じく小さな村だったけれど、2005年に同じくつがる市になった。
そして、森田には「つがる地球村」という施設がある。宿泊施設、温泉、レストラン、アウトドア施設、スポーツ施設、バーベキュー場、5千人収容の野外イベント会場と、複合的な施設だ。ここ数日旅をしていると、地球村の看板を見る機会がたくさんあった。いつの間にか施設のことが頭の中に入っていて、いよいよ近くにあるのだなあと。今回は訪れなかったものの、今はお盆だから、すごく賑わっているのかもしれない。
それから森田支所を訪れると、石碑に森田村の「百周年を寿(ことほ)ぐ」と彫られた石碑が建っていた。森田村は約116年間続いたそうだ。今から百年後、日本はどうなっているのだろう。
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森田支所へ
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百周年を寿ぐ、と
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つがる地球村も近い
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陸奥森田駅
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地域猫も多かった
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道の駅にメロンが。おいしそう
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旧増田家住宅母屋。ほんとうに大きな家だった
また、陸奥森田駅の周辺を歩いてみると、地域猫がたくさんいたし、家の空いた窓にちょこんと座っている猫もいた。視線が合うこともあれば、知らんぷりもされる。そして、駅の近くにある旧増田家住宅母屋も外観だけだが眺めた。明治中期ごろの建築で、当時の津軽地方を代表する地主の住宅だったと。非常に立派な茅葺の家である。津軽の家は、とにかく大きい。よくこれだけの大きさの建物が…という印象を強く受けた。
(仁科勝介)
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仁科勝介(Katsusuke Nishina にしなかつすけ)/かつお
写真家として活動。1996年、岡山県倉敷市生まれ。広島大学在学中に、日本の全1741の市町村を巡る。
『ふるさとの手帖』(KADOKAWA)、『環遊日本摩托車日記(翻訳|邱香凝氏)』(日出出版)をはじめ、2022年には『どこで暮らしても』(自費出版)を刊行。
旧市町村一周の旅『ふるさとの手帖』:https://katsuo247.jp
仁科勝介公式Twitter:https://twitter.com/katsuo247
仁科勝介公式Instagram:https://www.instagram.com/katsuo247
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