【栃木県宇都宮市】宇都宮動物園の動物の生態を図解で分かりやすく解説する展示!小学生も一瞬で分かる
伝わりにくいことを図解で解決するMetagramは、宇都宮動物園と協力し、図解で動物を分かりやすく解説するコラボレーション展示企画「どうぶつずかい」を、2月1日(土)からスタート。
小学生向けに動物の生態を分かりやすく解説する小学生向けの教育プロジェクトだ。さくら国際高等学校宇都宮キャンパスが同展示に協賛している。
動物園の教育的価値を図解で高める
動物園の役割のひとつに「教育・環境教育」がある。しかし、子どもたちにとって動物たちの複雑な特徴や生態は観察するだけでは分かりにくいことが課題だった。
宇都宮動物園が小学生の豊かな情操教育を育む場としての価値を最大化するために、伝わりにくいことを図解で伝わりやすくするMetagramとコラボレーションして、動物園が抱える「教育・環境教育」の課題を図解で解決すべく、「どうぶつずかい」展示を実施することになったという。
小学生にも一瞬で伝わる!
今回の展示では、宇都宮動物園を代表する6種類の動物の特徴や生態を図解。
観察だけでは分かりにくい特徴や生態を図解によって構造化しながら可視化することで、小学生にも楽しく学ぶことができる機会を提供する。
ペンギンの生態を図解したパネルのほか、5種類の動物のパネルを制作した。小学生にも一瞬で伝わる内容が特徴だ。
「どうぶつずかい」を見た来園者からは「カピバラはお喋りが大好きという図解に子どもが釘付けでした。私も初めて知りました!」「動物好きな子供なら嬉しいと思います」といった声が寄せられているそう。
図解思想家が代表を務める会社
Metagram代表取締役は髙野雄一氏。図解思想家として知られ、東京理科大学オープンカレッジの講師も務める。
図解をビジネススキルとして体系化した「ダイアグラム思考」を創案し、さらに哲学・文化論・認知科学をベースに図解を思想化することに取り組んできた。
「日本を図解先進国にする」をVisionに掲げ、2024年9月にMetagramを設立。“図解を日本人のアイデンティティとする”社会の実現を目指している。
同社によると、現代の日本には複雑なモノゴトを「多視点から構造化して可視化する」力が必要。
図解を単なるビジネススキルとしてだけでなく、哲学・文化論・認知科学の視点から、現代社会に必要な新たな思想へと昇華させ、図解を通じて、個々の思考を深め、円滑なコミュニケーションを促し、日本のビジネス・教育・文化を再興するための活動を展開している。
そんな同社代表の髙野氏は「動物園は楽しいだけでなく、学びの場としての価値を持つ重要な施設です。図解によって子どもたちへわかりやすく伝えることが動物園のさらなる発展につながることを期待しています」とコメントしている。
全国の動物園や水族園に展開したい
「どうぶつずかい」は期間限定ではなく、常設展示として継続され、2月末には教育的価値の効果測定を実施する予定だ。
さらにMetagramはこの取り組みを宇都宮動物園に留めず、全国の動物園や水族館まで展開する計画だという。
動物園での学びが新たな形で「見える化」されるこのプロジェクト。動物の魅力をより深く知ることができる「どうぶつずかい」の今後に注目したい。
Metagram:https://metagram.biz
公式note:https://note.com/flamework
(鈴木 京)
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