韓国旅レポ スマート旅ならZIPAIR・空港鉄道・配車サービスで快適移動[#4 日本出国・韓国上陸編]

みんなの銀行とRevolutで実現するお得・身軽・安心な海外スマート旅

※この記事は『みんなの銀行 公式note』からの転載です。

みんなの銀行とRevolutの両社広報担当が海外旅行を敢行し、お得・身軽・安心な使いこなし術を実際の旅行記にのせて発信する連載4回目。

旅の初日となった前回は、早朝の東京・渋谷ハチ公前からスタートしました。成田空港に向かう電車内で、「ZIPAIRのモバイルチェックイン」「みんなの銀行からRevolutにお金をチャージ」「Revolutでウォンに外貨両替」等々、多くのミッションをギリギリでコンプリートしたところで話が終わりました(中途半端)。

今回は韓国に向けて、本当に旅立ちます。

こんな人におすすめ
・海外旅行が好きな方
・海外出張が多い方
・お得、身軽、安心な海外スマート旅をしたい方

この記事の登場人物
・みんなの銀行 CXO Office 広報 市原(筆者)
・REVOLUT TECHNOLOGIES JAPAN 広報 新居さん

Step08_成田空港にしばしお別れを
07:19 成田空港駅着

電車内でのミッションを慌ただしくもコンプリートしたRevolut広報の新居さんと筆者は、予定時刻ぴったりに成田空港に到着しました。

ZIPAIRが使用するターミナルは、第1ターミナル北ウイング。ZIPAIRはLCCですが、LCC専用のちょっと離れた第3ターミナルを使用していません(←嬉しいポイント)。

第1ターミナル北ウイング4階にある国際線出発ロビーを目指します。

07:30 Wi-Fiルーター受取り

空港でのミッションは、事前に申込みしたWi-Fiルーターの受取りだけなので気持ちにだいぶ余裕があります。Wi-Fiルーターの受取場所として指定された専用ロッカーに向かいます。

メールに記載の「QRコード」を専用ロッカーについているリーダーに読み取らせたら、ロッカーがパカッと開きました!中にある小さなWi-Fiルーターセットを受取ったら完了です(対面での手続きに比べてとてもスピーディ)。

成田空港には、海外で利用できるWi-Fiルーターのレンタル事業者が多くありますが、受取方法や返却方法はそれぞれ異なるので、各社の案内で確認するようにしましょう。

07:35 ZIPAIRチェックインカウンター

(写真提供:ZIPAIR)

ZIPAIRのチェックインカウンター(※1)と自動チェックイン機(※2)が見えてきました。

今回の1泊2日の旅では、筆者と新居さんの手荷物は小さなリュック1個なので機内に持ち込みます。預け入れする手荷物もなく、すでに電車内で「モバイルチェックイン」も済ませているので、チェックインカウンターの混雑を横目に通過します。

※1 モバイルチェックイン対象外のお客さまはご搭乗の3時間前から1時間前までに空港カウンターにて、チェックインをお済ませください。締切時刻を過ぎるとご搭乗いただけません。
※2 手荷物をお預けされるお客さまは、ご出発の1時間前までに必ずチェックインカウンターまたは自動手荷物預入機でお預けください。締切時刻を過ぎると手荷物はお預けいただくことができません。
https://www.zipair.net/ja/boarding/checkin[リンク]

07:40 両替所(保安検査前)

(写真:成田空港には外貨両替ができる銀行・両替所が複数ある。各店舗によって為替レート・取扱通貨も変わる)

空港内の案内標に「両替(Currency Exchange)」の文字を見つけたので、矢印の方向に向かってみます。電車内の時と一転、気持ちに余裕があるっていいですね。

(写真:成田空港の両替所前。空港カウンターと同じく、日によっては行列となるので時間に余裕のない時は注意が必要だ)

両替所の前には10組ほどでしょうか、まぁまぁ並んでいます! すでに電車内で「外貨両替(円→ウォン)」も済ませている筆者と新居さんは、両替所前の列を横目に保安検査に向かいます。

07:45 保安検査・出国審査

保安検査(手荷物検査)と出国審査に進みます。
ここでの写真撮影はNGです。

この保安検査と出国審査(その後の搭乗ゲート)では、「パスポート」と「搭乗券」の確認が都度あるので、リュックやスーツケースの奥底に仕舞い込まず、すぐに取り出せるよう準備しておきましょう。

iPhoneユーザーの筆者はAppleウォレットに、(iPhoneとAndroidの2台持ちの)新居さんはAndroidのGoogleウォレットに追加した「ZIPAIRモバイル搭乗券」をサッと提示しました!(※)

※iPhone、Apple Watch、iPod touch、Passbook、Walletは米国およびその他の国々で登録されたApple Inc.の商標です
※Google ウォレット は Android 7.0 以降かつFeliCa搭載端末おサイフケータイ アプリ 9.0.0以上で利用できます
※Android、Google Play、Google Pay、Google ウォレット は Google LLC の商標です

07:55 両替所(保安検査後)

(写真:成田空港の両替所前)

保安検査場と出国審査場を通過したら、飛行機出発までの時間を過ごす待合エリア(制限エリア)です。

搭乗時刻まで30分ほど余裕があるので待合エリアを散策します。さすが成田空港、この時間でもレストランやカフェ、免税店、ブランド店等、既にオープンしているお店が多くにぎわっています。「外貨両替」の看板も見かけますが、保安検査前にある両替所ほどは混雑していないようです。

Step09_ZIPAIR初搭乗
08:25 ZIPAIR搭乗開始

(写真提供:ZIPAIR)

待合エリア内の散策を終え、北ウイングにあるZIPAIRの搭乗口に到着します。ここで間違いなさそうです。

搭乗時刻になったので「パスポート」と「ZIPAIRモバイル搭乗券(スマホ)」を手元に用意して搭乗口に並ぼうとすると、既にどこまでも長い行列ができています。本便は満席でしょうか。

いざ、乗り込みます!

(写真:北ウイングにあるZIPAIRの搭乗口。みんなの銀行TシャツとRevolut Tシャツと搭乗口を一緒に撮りたくて試行錯誤する)

発見!これが噂のZIP Full-Flat

ボーディング・ブリッジを通って機内に乗り込む瞬間はいつもワクワクします。2020年6月に運航開始したばかりのZIPAIRは内装も新しくとっても気持ちが良いです。

機内前方には、本音では利用してみたかった(韓国旅行記#2をご覧ください)ワンランク上の「ZIP Full-Flat」が鎮座しています。

Wow!ビジネスクラスみたいです。

(写真提供:ZIPAIR/1機に18席しかないワンランク上のZIP Full-Flatは、自分だけのプライベート空間)

(写真提供:ZIPAIR/ZIP Full-Flatを180度リクライニングしたところ。成人男性もゆっくり横になれるサイズだ)

180度リクライニングが可能なZIP Full-Flatは、プライバシーも確保された設計で、機内でもぐっすり眠りにつけそうです。フルフラットシートに空席があれば、当日にアップグレードも可能。これで東京~ソウル便の座席アップグレード料金が10,000円とは信じがたい。

ただ、このZIP Full-Flatは1機(全座席数290席)につき18席のみとなります。旅行シーズンには争奪戦が予想されますので、このスペシャルなシートを試してみたい人は早めの予約がオススメです。

ワイドボディで快適空間!ボーイング787-8型機

(写真提供:ZIPAIR/機体後方に並ぶ普通席のStandard。ブラックのシートが格好いい)

ZIP Full-Flatに後ろ髪を引かれながら、自分たちの席、機体後方にある普通席の「Standard」に向かって通路を進みます。

筆者独り言「(機内見渡して)あれ、ちょっと大きく広くないですか?」
筆者独り言「(座ってみて)あれ、ちょっと足元広くないですか?」

プライベートでLCCの旅を愛好する筆者の感想です。なんだか機内のサイズもシートピッチ(シートの前後間隔)も私の知るLCCサイズではないような。

調べてみると、ZIPAIRは太平洋を越えて北米まで飛んでいく中長距離LCCのため、JAL等のFSC(Full Service Carrier)でも導入されるようなワイドボディのボーイング787-8型機を使用しているとのことでした。

内装デザインの妙も十分にあると思いますが、普段より国内便やアジア便等の短単距離LCCに慣れ親しんでいる人は、その圧迫感のなさ(快適さ)に気付く人もいるのではないでしょうか。

08:55 離陸、そして機内サービス

(写真提供:ZIPAIR/離陸!)

予定時刻ぴったり、飛行機が滑走路に向かって動き出します。
さよなら成田空港!(明日帰ってくるよ)

全席無料のインターネットサービスを体験

(写真提供:ZIPAIR/ZIPAIR機内では自分のスマホ、タブレット等から機内サービスを利用できて便利)

ここからはフライト時間を楽しみます。まず確認したかったのが機内サービス。ZIPAIRの機内サービスの中でデジタルネイティブ世代が一番嬉しいと思うのは、私はこれだと推察しています。

そう、無料インターネットサービス!(全席無料Wi-Fi)

LCCで、国際線で、SNSやネット検索しながらフライト時間を過ごせるなんて、少し前までは想像できませんでした。とても厳しく正直にレポートするとまれに接続が不安定(※)になることもありましたが、なんといっても無料ですから「ここは空の上」と割り切れます。

※当サービスは通信衛星を介して提供されるため、飛行状況や天候によっては接続が不安定になることがございます。
※アクセスが集中すると繋がりにくい場合がございます。
※限られた通信容量を皆さまでご利用いただくため、一部のインターネットサービスについては、ご利用いただけない場合がございます。
※安全上、その他の理由により、機内Wi-Fiサービスを停止する場合がございます。
https://www.zipair.net/ja/onboard/service[リンク]

自分のスマホから!軽食(カップ麺+ドリンク)オーダー体験

(写真:自分のスマホを機内Wi-Fiに接続して機内販売のページから注文する。「機内モード」をオン、「Wi-Fi」をオンにすることを忘れずに)

無料インターネットサービスを使って韓国グルメを検索しているうちに、小腹が空いてきました。韓国に着陸したらすぐランチの予定なのに。

筆者「自分のスマホから機内販売の注文ができるそうですよ」
新居さん「(ZIPAIRのWebサイトを見て)あ、〇ラーメンが残り4個みたいですね」

朝食にはどうかとも思いますが、Webサイトから「〇ラーメン+炭酸ドリンク」のセットを注文し、大変美味しくいただきました。

(写真:韓国グルメ旅のスタートを記念して、スマホから〇ラーメンを注文。熱々スープが体に染みる)

韓国旅行記#2で、事前にZIPAIRアプリに「みんなの銀行デビットカード」情報を登録していたので、決済もスマートに完結です(機内では現金の取り扱いはしていません)。

機内食(食事メニュー)の注文は購入期限に注意しよう

(写真提供:ZIPAIR/路線によっては、国産うなぎのふっくら鰻丼、やわらか霜降り和牛のZIPカレーといったメニューも楽しめる)

ZIPAIRでは機内に食べ物やアルコールを除く飲み物を持ち込むこともできますし、機内販売でスナックやドリンクの他、免税品やZIPAIRオリジナルグッズ等を注文することもできます。

もし「機内でしっかり食事をとりたい」、「ZIPAIRの公式YouTubeで見たあの機内食を試してみたい」という人は、路線によって和・洋・ハラル・デザートといった様々な機内食(全路線共通メニューや韓国線限定メニュー等)が用意されているので、期限までに事前購入すればOKです。

ただ機内食の購入期限は、路線やメニューによって、24・48・72・96時間前とそれぞれ異なるので、「アレ食べたかったのに注文が間に合わなかった(涙)」と後悔することのないよう、ちょっと注意が必要です。

快適!ウォシュレットとスマートウィンドウを体験

(写真:大きな窓は電子シェード「スマートウィンドウ」仕様)

食後。噂を耳にして気になっていた機内のラバトリーをのぞいてみたところ、日本が世界に誇るTOTO製のウォシュレット(※)が装備されていました。LCCでは世界初だとか。日本人ってすごいですね……。

※「ウォシュレット」はTOTO株式会社の登録商標です。

ボーイング787-8型機の特徴の1つが、大きな窓だそうです。上下に動かすシェード(日よけ)が付いていないので視界はますます広がります。

窓側に座る新居さんが窓の下にあるボタンをおもむろに押し出します。特に変化なし、と興味が逸れた瞬間。

筆者「新居さん、後ろ、後ろの窓……」
新居さん「え!?」

機内の全ての窓は透明なのに、新居さんの席の窓だけがワンテンポ遅れて青黒く変化していきます。何事かと思いましたが、これは電気を流すことによって透過光量を調整できるハイテク電子シェードというものだそうです。

機内で楽しんでいたらあっという間に2時間35分の空の旅が終わり、仁川空港に着陸です。

Step10_韓国上陸 スマホ片手にスマート移動
11:30 仁川空港着陸

飛行機から降りたら、少しだけ時間を気にかけます。なぜなら空港から目的地ソウル駅までの移動手段に、空港鉄道の直通列車を予約しているから!(変更も可能です)

入国審査の長い長い列にすみやかに並び(ソワソワ)、その間に成田空港でレンタルしてきた海外用Wi-Fiルーターをリュックより取り出し筆者のiPhoneから接続させ、入国出口を足早に目指します(イソイソ)。

新居さんもサクッとeSIM(※)接続していました。なにしろ私たちはまもなく空港鉄道の乗車券(QRコード)が必要ですから!

※2024年12月10日にRevolutはeSIMサービス提供を開始しました。RevolutのeSIMなら、一度インストールされた端末をご利用の方はこのタイミングでRevolutアプリ数タップで簡単にeSIMを繋げられます(事前にデータプランを購入している方)。うっかりデータプランを買い忘れてきてしまった方も、以前Revolut eSIMをインストールされた端末をご利用であればこのタイミングでデータプランを購入できるそうです。
https://www.revolut.com/ja-JP/news/revolut_esim_esim/[リンク]

今回はRevolutアプリ内で両替済みなので立ち寄らなかったのですが、両替所は入国出口を出る前・出た後の両方で見かけました。

(写真:仁川空港の入国出口を出る前にある両替所)

(写真:仁川空港の入国出口を出た後にある両替所)

12:48 仁川国際空港1ターミナル駅

(写真:駅改札は、直通列車Express Trainはオレンジ色、一般列車All stop Trainは青色に色分けされていて分かりやすい)

空港の入国出口から空港鉄道の駅ホームまでは屋内移動となりますが、それなりの距離を歩きます(大きな荷物を持って、案内看板を見ながら歩く場合、15分くらいみておいた方が無難でしょうか)。乗車時刻までギリギリではないものの、そこまで余裕もありません。

駅に辿り着くと、オレンジ色の改札と青色の改札が向かい合っています。

事前に空港鉄道の直通列車(Express Train)の乗車券を購入済みの私たちは、迷わずオレンジ色の改札に向かいます(韓国旅行記#3では、空港鉄道のウェブサイトで外貨建て決済するシーンを紹介しています)。

(写真:乗車券はRevolutで外貨建て決済済み。スマホに表示させた乗車券QRコードを改札機にかざして、サッと通過)

券売機前に並ぶツーリストを横目に、スマホに表示させた乗車券(QRコード)で改札機をスマートに通過します(ドヤ)。

直通列車は全席指定席で快適。ソウル駅までノンストップなので最速で到着します。

13:34 ソウル駅着

(写真:観光はソウル駅からスタート。南大門市場→益善洞韓屋村→明洞の順に3つのエリアをタクシーで移動していく)

今回の旅は時間に限りがあるので、ホテルのある明洞を中心に3つのエリア(南大門市場エリア、益善洞韓屋村エリア、明洞エリア)を行動範囲に、モデルルートを組んでいます。

韓国では鉄道も便利ですが、移動時間をショートカットするために今回はすべてタクシー移動します。

13:39 Google Payでタッチ決済

(写真:Google Payでタッチ決済=Revolutで外貨建て決済)

新居さん「ちょっとコーヒーを買いたいのですが……(キョロキョロ)」
筆者「あ、あっちに韓国のコンビニがありますよ!」

タクシーで移動する前に、ソウル駅の中のコンビニに立ち寄ってコーヒーを購入します(カフェの行列に並ぶ時間はなかったので)。

これが現地で初となる「Revolutで外貨建て決済」です。iPhoneとAndroidの2台持ちの新居さんはGoogle Pay(※)でサッとタッチ決済!

※Google Pay のご利用には、Google ウォレット アプリのダウンロードが必要になります
※Google ウォレット は Android 7.0 以降かつFeliCa搭載端末おサイフケータイ アプリ 9.0.0以上で利用できます
※Android、Google Play、Google Pay、Google ウォレット は Google LLC の商標です
※「おサイフケータイ」は、株式会社NTTドコモの登録商標です

13:57 配車サービスでタクシー呼び出し

(写真:ソウル駅から南大門市場にタクシー移動。配車サービスの決済方法にRevolutカードを設定済みなので、乗車料金はアプリ内で自動決済される)

配車サービスはRevolutカードで自動決済(アプリ内決済)

さぁ、駅の外に出たらタクシーを呼び出していきましょう。

韓国旅行記#3では、韓国配車サービスの決済方法にRevolutカード(ウォンに両替済み)を設定しましたよね。

配車サービスのアプリの言語は日本語に設定変更しているので、特に困ることはありません。早速呼び出してみます。

アプリを開いて「タクシー」をタップして、出発地(ソウル駅のピックアップ地点)と到着地(南大門市場GATE2に向かいます)を設定。

出発地や到着地は、日本語ではなく韓国語(もしくは英語)で入力する必要がありますが、ブラウザで日本語検索すれば韓国語や英語の表記が添えられていることも多いですから、コピペすれば簡単です。

次に「タクシーを選択する」をタップすると様々な車種・料金が並びますが、ここではリーズナブルな「タクシー(一般呼び出し)」を選択し、予想乗車料を確認します。

筆者「予想乗車料は5,800ウォン。うん、OK!」
新居さん「本当、リーズナブルですね!」

近くのタクシーが5分で迎えに来てくれるそう。アプリ画面にはドライバーの顔写真や車両ナンバーも表示されていて安心です。

韓国配車サービスを初めて利用してみましたが、基本的な流れは日本で使ったことのある配車サービスと大きく異なるところはなく、とても簡単!

「カードの支払いが取り消されました」初めてのオーソリ実行におののく

(写真:配車サービスでタクシーを呼び出ししたところ、Revolutから「カードの支払いが取り消されました」の通知が。オーソリが実行された瞬間だ)

「後は待つだけ~」と気を緩めた瞬間、筆者のスマホに(Revolutから)思わぬ通知が表示されたのです!

スマホ「カードの支払いが取り消されました(今)」

筆者「な、なぜー!?」

新居さん「安心してください。オーソリが実行されたようです!」

オーソリを簡単に説明すると……。

オーソリ(Authorizationの略:認可、承認、権限の付与)

「そのカードか大丈夫かどうか(第三者に不正利用されているものではないか?利用限度額は超えていないか?等)」といったことは、お店側(加盟店)では分からないので、いったん決済端末を通じてカード会社にカード情報を送って、問題がないかチェックしてもらう(オーソリで承認してもらう)、という仕組みのこと。

Revolutからの通知「カードの支払いが取り消されました」が意味しているのは、予想乗車料5,800ウォンを決済できるカードがどうかを確認するため、(試しに)5,800ウォンが請求されたのですが、有効なカードであることが確認できたので(オーソリ実行)、5,800ウォンの請求が取り消された、というものです。

オーソリは、不正防止や利用限度額の確認(と決済枠の確保)を目的としたものなので、(筆者のように)びっくりしないようにしましょう。

なお、韓国旅行記#3で、配車サービスのアプリの決済方法にRevolutカードを設定した際にも、オーソリが実行されて、Revolutカードがアプリに登録できたことがわかりました。

さて、配車サービスのオーソリが承認されると自動的に改めてその実費が決済され、決済が完了します。

呼び出し成功!南大門市場のGATE2へ移動

(写真:配車サービスの決済方法にRevolutカードを設定しておくと、ドライバーとの乗車時の行先確認・降車時の支払いのやり取りが不要だ。韓国語に不慣れでも安心してタクシーの利用が可能)

無事にソウル駅にタクシーを呼び出すことに成功したので、南大門市場のGATE2まで移動します。

乗車料は配車サービスの決済方法に設定したRevolutカードで自動決済されるので、降車時に支払いのやり取りもなくパッと降りられます(タクシー代はあとで新居さんと割り勘しよっと)。

活気ある南大門市場のGATE2に降り立ちます。

(写真:ソウル観光で人気の南大門市場。行列のできる野菜ホットクの屋台があることで有名なGATE2でタクシー降車)

「#5 韓国グルメ食べ歩き編」に続く~今すぐウォンが欲しい!海外ATMで現金引き出し&Apple Pay体験

遂に南大門市場の入口に降り立ち、広報2名のテンションもあがります。次回、韓国グルメの食べ歩きと観光スポット巡りに続きます。

(執筆者: みんなの銀行)

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