【和歌山県和歌山市】R和歌山駅前・みその商店街内に、1棟貸し「美園のおやど(ろ)」誕生!空き物件を改装
ホテルマネジメントいとをかしが、1月24日(金)、JR和歌山駅前・みその商店街内に、“和のここち良さ”を体現した一棟貸し宿「美園のおやど(ろ)」を開業した。
商店街の空き物件を宿泊施設に
空き家・空きビルの借り上げから、宿泊施設へのリノベーション、“和のここち良さ”を体現した空間づくり、運営までを一貫して行っている、ホテルマネジメントいとをかし。
2024年2月に会社を設立し、最初の宿泊施設として、同年11月、JR和歌山駅前・みその商店街内に「美園のおやど(い)」を開業した。今回同じくみその商店街内にオープンした「美園のおやど(ろ)」は、同系列の2棟目の宿泊施設だ。
全国で2番目にシャッター店舗の割合が高いとされるみその商店街で、空き物件を宿泊施設へと生まれ変わらせて、遊休不動産の活用を図るという。
日本らしい和モダンなテイストのデザイン
和歌山駅前は関西国際空港に近く、世界遺産・熊野古道へ向かう訪日外国人の宿泊も多いことから、「美園のおやど(ろ)」には日本らしい和モダンなテイストのデザインを採用。無人運営の一棟貸し宿のため、ゆったりと過ごすことができる。
2階・寝室は畳敷きで、温かみを感じる木材や襖など、日本らしい和の要素を感じられる部屋。寝具とオリジナルの作務衣には、昔ながらの伝統製法「和晒」で仕上げたガーゼを使用している。
2階の浴室は爽やかな香りが漂う檜風呂で、旅の疲れを癒やせそうだ。
3階のリビングルームには、和紙を使った照明や、木製の家具、広々としたソファを配置。IHシステムキッチンを備えており、自由に料理することもできる。
ホテルマネジメントいとをかしについて
「美園のおやど(い)」「美園のおやど(ろ)」を展開するホテルマネジメントいとをかしは、台湾に本社を構えるドンケン・テクノロジーズと、ユニスト・ホールディングスの合弁会社。インバウンド需要が急増する中、日本展開を目指すドンケン社と、日本における事業用不動産の市場やホテル運営に知見を持つユニスト社が手を取り合い、2024年2月に会社を設立した。
近年増加の一途をたどり、社会問題となっている空き家・空きビルを、宿泊施設として活用する事業を行っており、ユニスト社が大阪・新世界で開発・運営していた「Willows Hotel 大阪新今宮」(譲渡済)で、ホテルスタッフとして勤務していた社員が、思い出に残るホテルステイを設計段階からコーディネート。プロデュースから運営までを、一気通貫で手掛けている。
和歌山市を訪れる際は、“和のここち良さ”を体現した一棟貸し宿「美園のおやど(ろ)」を利用してみては。
■美園のおやど(ろ)
住所:和歌山県和歌山市美園町5-6-11
客室:2室
定員:7人(1組限定)
ホテルマネジメントいとをかし:https://www.ito-wokashi.jp
(佐藤ゆり)
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