主演女優・広瀬すずの取り戻したい青春とは?「制服のままで…」

文化の百花繚乱の様相を呈した大正から昭和初期を舞台に、実在した男女3人の壮絶な愛と青春を描いた『ゆきてかえらぬ』(2月21日公開)。その完成披露試写会が1月30日に都内映画館で実施され、主演の広瀬すず、共演の木戸大聖、岡田将生、そして根岸吉太郎監督が登壇した。

まだ何者でもなかった実在の若者たちの決して戻れない愛と、青い春を描いた本作にちなみ、「青春時代にやりたかったこと」をそれぞれ発表。仕事で行けなかった「修学旅行」を挙げた岡田は「仕事終わりに友達から毎日『今日はこうだったよ』という電話が来てその時は泣きました。同級生と修学旅行に行きたかったな」と遠い目だった。同じく学生時代から仕事をしていた広瀬も「学校帰りに皆で制服のまま遊びに行くのをやりたかった。制服のまま授業をさぼったり、その後に皆でご飯に行ったりが出来なかったので、遊園地に行ったりしたかった。その憧れは当時からありました」と願望を明かしていた。

一方、木戸は「ダンスをやっておけば良かったなと思うことがある。リズム感は色々なところで活きるし、カッコいいし、本作のようになにかと踊らないといけないことが意外と多いので」と明かすと、広瀬は「なにかと多いのはわかる!自分としてはリズムが合っていると思ったのに人と合わせたら違うと気づいたときは…絶望だよね」と実感を持って共感。すると岡田も「凄く良くわかる。だから僕は歌とダンスはなるべくNGです」とぶっちゃけていた。

さらに「出逢ってしまった…!」と思うほど深くハマってしまった「ヒト・モノ・こと」も発表。広瀬は「ブリしゃぶ。こんなに美味しい食べ物がこの世にあるんだと感動!」とニッコリで、木戸は「今さらかもしれないけれど…生姜焼き!」とこちらも美味しそうなグルメをピックアップした。

するとラストの岡田は「最近新しい事にチャレンジしようと思っていて…。でもこれは最後に言う事じゃないかもしれない」と前置きしつつ「私、水を飲むことにハマっています。嘘だと思うかもしれないけれど1日2リットル飲むと決めています」と発表。すかさず広瀬が「何を言っているのかわからないです」と鋭くツッコむと、岡田は「出会ったんだよ、水に!水を飲む良さに気づいてから、体が軽くなって元気になって明るくなっている。最近の岡田将生は元気なんです!それは水のお陰です!」と会場の爆笑をよそに熱弁していた。

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