【連載コラム】遊津場の関西アーティスト週報vol.39「グランプリはカミコベ出演!Battle de egg2025リスナー投票実施中」
こんにちは。神戸在住の音楽キュレーター、遊津場(ゆつば)です。普段は邦ロック系インディーズアーティスト情報をSNS、メディア寄稿、自主イベント開催など、様々な手法で発信する活動をしています。
そして今回、OTOTOYで私のメインの活動地域である関西エリアで活躍する若手アーティストの様々なトピックを発信する機会をいただきました。 これを読めば、関西邦ロックシーンの最前線が分かります。どうぞ、ご贔屓に。
「グランプリはカミコベ出演!Battle de egg2025リスナー投票実施中」
皆さんは3月に神戸で行われる「Battle de egg」というオーディションをご存知でしょうか。今年で13回目を迎える、全国初の行政共催のオーディションです。神戸市のバックアップのもと、官民合同のオーディション形式にて、若き才能を世に送り出します。グランプリアーティストは神戸市における日本最大級の無料チャリティーイベント・COMING KOBEの出場枠をはじめ、その他複数のアワードを設定されています。グランプリはソロ部門、バンド部門の2部門制で決定し、バンド部門ではTOKYO CALLINGにも出演できます。今回も昨年11月中旬〜12月中旬まで募集を行い、1月17日という神戸にとって大切な日に1次審査通過アーティスト48組が発表されました。そして現在、2月8日までのリスナー投票が開始されています。ぜひ公式SNSからリストを覗いてみて、聴いて良かったと思うアーティストに出会って投票してあげてください。
このオーディションは個人的にとても意義のあることだと思っています。というのもバンド好きからすると、年々若手バンドにとって大きなチャンスとなる大型オーディションは減っている印象で、あったとしても20歳以下というふうに年齢による制限があるものだったりします。関西でもeo Music tryという影響力のあるオーディションがありましたが、2021年を最後に終了しており、これから脂が乗っていく20代のバンドへのチャンスがもっとあるべきだと感じています。その中で年齢も問わず、全国のアーティストが応募でき、アルカラの稲村太佑(Vo.Gt)等の実力者に審査してもらえるBattle de eggは学生やSNSを追っているだけでは気付けない、隠れた音楽の才能が発掘される良い機会として、重宝度は増しているのではないかと考えます。
昨年、実際に決勝を見に行きました。今年の決勝と同じ神戸ポートオアシスという会場は、どちらかと言うとピアノの定期演奏会が似合うホールであり、普段のライヴハウスとは違うフォーマルな雰囲気が独特でした。ただライヴが始まると年間100本以上のライヴを行う京都の
さぁ今年はどのアーティストが勝ち抜き、COMING KOBEの舞台に立つのか楽しみです。改めて是非その可能性を秘めた48組を聴いてみてください。
インフォメーション
・遊津場SNS
X:https://x.com/sakidori_yutuba?t=R1J43f6okqiZ7g2bqGn7PQ&s=09
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