ジャスティン・ティンバーレイク、ライブ中にLA山火事について語る「LAのことを心に留め、祈りを送りましょう」
ジャスティン・ティンバーレイクが、現地時間1月18日に米カリフォルニア州アナハイムで開催したコンサートで、会場がヒット曲満載のセットリストと息をのむようなステージ演出で盛り上がる中、先週から近隣のロサンゼルス郡を襲っている壊滅的な山火事について思いを語った。
ティンバーレイクは、ホンダ・センターのアリーナに設置され、ファンに360度囲まれた近距離なDJステージから「LAで起こっていることに目を向けたいと思います。まず、緊急対応者、消防士、地域の市民の皆さんが尽力してくれていることに感謝の意を表したいです」と述べた。
さらに彼は、オレンジ郡にある会場が被災地に近いことに言及し、「この会場にいる多くの人が、この壊滅的な出来事に影響を受けた誰かを知っているか、親族がいるか、または誰かの話を聞いたことがあると思います。それに、ステージに立っている私たちも、多くのスタッフも、そこに住んでいる人々を知っていますし、そこから来たばかりで、本当に心が痛みます」と続けた。
ティンバーレイクは最後に、「この地域の皆さんがどれだけ素晴らしい対応をしているか、どれだけ美しいことかを認識してほしいと思いました。そして、こう言いたかったんです。LAのことを心に留め、祈りを送りましょう。寄付できるならしてください――できる範囲で構いません――でも、思いと祈りをLAに送りましょう。本当にありがとう、アナハイム」と火災に際して地域社会が一致団結したことに称賛の意を表し、被災者への支援を呼びかけた。
ロサンゼルス郡全域で発生した複数の火災により、少なくとも27人が亡くなり、数万人が避難を余儀なくされた。12,000以上の建物が破壊または損壊された。最初のパリセーズ火災は、強風の中での1週間以上の消火活動を経て、現在50%以上が鎮火されている。
ティンバーレイクのアナハイム公演は、昨年3月にリリースしたアルバム『エブリシング・アイ・ソート・イット・ワズ』を引っ提げ、4月29日にカナダ・バンクーバーでスタートした【Forget Tomorrow World Tour】の一環となる。このツアーは現地時間1月22日にカリフォルニア州パームデザートで再開され、7月まで海外公演が予定されている。また、ティンバーレイクは、現地時間5月23日~25日にカリフォルニア州ナパで開催される【BottleRock Festival】で、グリーンデイやノア・カーンとともにヘッドライナーを務める。
なお、ティンバーレイクは服装ブランド「Maybe Tomorrow」とのコラボレーションで、限定版ビーニー帽の売上を全額、山火事の救援活動に寄付すると発表した。黒いビーニー帽は完売したが、ホワイトはまだ購入可能だ。また、ツアー中の物販でも在庫がある限り販売されている。
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