【神奈川県藤沢市】メタバースを活用した障害者の学びの場や生涯学習について考えるコンファレンスを開催
藤沢市民活動推進機構と文部科学省は、2025年1月26日(日)の15:30~18:30に、2024年度「共に学び、生きる共生社会コンファレンス」in藤沢を、藤沢市役所、メタバース会場で開催する。
障害者の学びの場づくりや生涯学習について考える
2024年度「共に学び、生きる共生社会コンファレンス」in藤沢では、「障害者がメタバースを活用して得られる効果とはどんなものか」をテーマに、学びの場づくりに関する好事例の共有や、障害者の生涯学習活動に関する研究協議等が行われる。
同事業は、文部科学省の2024年度「学校卒業後における障害者の学びの支援推進事業」の委託事業として実施される。藤沢市民活動推進機構は「NPOの支援を通じたまちづくりNPO」で、まちの活性化のために、NPOや行政、企業など他セクターとの連携をとりながら、より効果の高い公益事業を展開する団体の支援と関連事業をしている。
プログラムを紹介
当日のプログラムを紹介しよう。
オープニングでは、文部科学省 男女共同参画共生社会学習・安全課障害者学習支援推進室と、同事業担当者の藤沢市民活動推進機構 五十嵐めぐみ氏が、メタバースを活用した同事業の取り組みについて紹介する。
第1部では、国内外の読書のバリアフリー事例についてのディスカッションや、メタバース朗読会、デジタル図書・アクセシブルな本の国内の取り組み、エファジャパンによるカンボジアのクメール語(希少言語)に対する海外での取り組みを紹介。障害の有無に関わらず、すべての人が読書を通じて恩恵を受けられる環境の整備(読書バリアフリー)について共に考える。
登壇者は、エファジャパン プログラムマネジャーの鎌倉幸子氏、
ファシリテーターは、専修大学文学部 教授の野口武悟氏が務める。
第2部は、メタバース会場でアート鑑賞ツアーを実施。展示されるのは、神奈川県立藤沢支援学校の生徒たちによる個性豊かな作品や、カンボジアの障害児が心を込めて作った感動的なアート、東京都国分寺市のみんなの大学校の学生たちのエネルギッシュな作品。キュレーターと一緒に、生徒たちの作品に込められたストーリーを感じながら、新しい発見を楽しもう。
さらにメタバース空間には、遊園地のような楽しい仕掛けが盛りだくさん。まるでテーマパークにいるような気分で、案内役や参加者と、おしゃべりやリアクションで交流などを楽しむことができる。
なお、藤沢市役所会場では、障害者の人がVRゴーグルやiPadでメタバースを体験することができる。
アート作品のキュレーターは、エファジャパン プログラムマネジャーの鎌倉幸子氏、
案内役は、稲生会 理事長の土畠智幸氏が務める。
イベント概要
2024年度「共に学び、生きる共生社会コンファレンス」in藤沢は、藤沢市役所 5F会議室、メタバース会場で実施。YouTubeでのライブ配信も行われる。
藤沢市役所の参加者の定員は40名で、障害者の人が優先、駐車場も用意される。メタバース会場の定員は50名となっている。
誰でも参加可能で、障害当事者とその家族、教育関係者、自治体関係者の人は積極的に参加を。申し込みはPeatixにて受け付けている。定員に達していない場合は、当日の飛び入り参加もOK。開催当日の参加方法は、イベント公式サイトを確認しよう。
障害者がメタバースを活用して得られる効果について考える、2024年度「共に学び、生きる共生社会コンファレンス」in藤沢に注目してみては。
■藤沢市役所
住所:神奈川県藤沢市朝日町1-1
イベント公式サイト:https://metapacafe.com/conference
Peatix 申し込みページ:https://kyosei2024.peatix.com/view
(yukari)
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